東海大菅生・日當直喜投手が146キロ、アクシデント降板も2球団が評価

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東海大菅生の150キロ右腕・日當直喜投手が浦和学院との練習試合で登板し、最速は146キロを記録、福岡ソフトバンク、埼玉西武の2球団が視察をした。

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ソフトバンクスカウトが評価

浦和学院との試合に先発した150キロ右腕の日當直喜投手は、初回は今年習得したカットボールを投げるなど変化球を試した。2回はノーアウト2,3塁のピンチを招いたが、フォークボールで空振り三振を奪うと、次の打者はシンカーで空振り三振、そして次の打者もフォークで空振り三振と三者三振で無失点に抑えた。

「フライでも1点取られる場面だったので、三振がベストかなと思いました」と三振を狙って奪った。全体的には「直球がきていて、変化球も決まった。いい状態で終えられました」と自己評価した。

3回の攻撃で2ベースヒットを打ったあと、けん制で帰塁した時に転倒し、その後、立ち上がれずに担架で運ばれた。そのまま降板となったが、試合後にはキャッチボールを行うなど大事はなかった。「痛みは全くないです。もう治りました。恥ずかしかったです」と話した。

この日は埼玉西武、福岡ソフトバンクの2球団のスカウトが視察し、ソフトバンクの宮田関東統括スカウトは「この時期に146キロなら十分。球速差のあるフォークを投げ分けられていて、精度も高い。高校生で、なかなかここまでフォークを操れる選手はいない」と絶賛した。

190cmからのフォークボールは非常に威力がある。センバツでの投球が非常に楽しみ。

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2球団のスカウトが視察。この日は最速145キロをマークした。ソフトバンクの宮田関東統括スカウトは「球速差のあるフォークを投げ分けられていて、精度も高い。高校生で、なかなかここまでフォークを操れる選手はいない」と評価した。

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フォークだけで数種類という多彩な変化球も武器で、2回無死一、三塁から狙い通りにフォークで3三振を奪った。2イニングを2安打1四球3奪三振で146キロも計測。日当は「いい形で終われた」と振り返り、ソフトバンクの宮田スカウトは「この時期に146キロなら十分。強弱もつけられ、フォークを出し入れできる器用さもある」と力と技術を評価した。

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 第95回選抜高校野球大会へ出場する東海大菅生(東京)は5日、さいたま市で浦和学院(埼玉)と対戦。先発したプロ注目の最速150キロ右腕・日当直喜(2年)は2回2安打無失点、3奪三振と好投していたが、アクシデントで降板した。
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