152キロの速球を投げる左腕投手として注目される享栄の東松快征投手に、9球団のスカウトが視察し、阪神は3人態勢で見守った。
智弁和歌山を相手に
智弁和歌山との練習試合で先発した東松快征投手は、5回を投げて1安打無失点と強打線を相手にしっかりと無失点に抑えた。最速は147キロで、5奪三振で無四球と非常に安定した投球を見せた。
4回にはプロ注目の打者・青山達史選手との対戦で、全てストレートで3球三振に仕留めるなど圧倒するなど、中軸に対してはギアを挙げて抑えきった。「スカウトの方に見られていた分、いい緊張感の中で投げられました。ただ、そこは気にせずに投げられたのは良かったです」と話した。この日は9球団のスカウトが視察をしていた。
阪神は畑山統括スカウトなど3人態勢で視察し、筒井スカウトは「1年生から見ているが、今までで一番良かったのではないか。球の強さだけでなく、安定感が増している。順調に来ているようだし非常に楽しみ」と話し、また成長していると話した。
今年のドラフト1位候補、152キロの速球を投げる高校生左腕投手はなかなかいない。昨年まではやや球の高さが気になる所だったがそれも落ち着き、この日は無四球で抑えたという点も今年が非常に楽しみ。もともと怪物だったが、更に怪物になったかもしれない。
2024年度-高校生投手-左投のドラフト候補リスト
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今秋ドラフト上位候補の152キロ左腕 享栄・東松 5回1安打無失点の快投 NPB9球団視察 - スポニチ Sponichi Annex 野球
今秋ドラフト上位候補の最速152キロ左腕、享栄（愛知）・東松快征（2年）が5日、今春選抜に出場する智弁和歌山（和歌山）との練習試合で今年初の対外試合のマウンドに上がり、5回1安打無失点と快投を演じた。
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阪神は畑山俊二統括スカウトを筆頭に3人態勢で熱視線。担当の筒井和也スカウトは「1年生から見ているが、今までで一番良かったのではないか。安定感が増しており、非常に楽しみ」と絶賛した。
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