聖カタリナで最速148キロの速球を投げる河内康介投手に、この日は12球団のスカウトが視察に訪れた。
フィジカルトレーニングで
河内康介投手は180cm73kgと体の線はまだ細い。しかし、「筋力と脚全体を鍛えてきた」とフィジカルトレーニングを重ねて強い球を投げる事ができるようになると、腕肘のしなりが素晴らしいフォームから、140キロ後半のストレートを切ることができるようになった。
この日は昨夏に甲子園に出場している帝京第五との試合で先発すると、自己最速を2キロ更新する150キロを記録した。序盤はストレート中心に投げたが、3回に内野安打で1失点をすると、「相手が狙っているなと思ったので」とスライダー主体の投球に切り替える。
そのスライダーは速さというよりもコーナーにしっかりとコントロールする球で、チェンジアップとのコンビネーションで抑えていく。後半はしっかりとコントロールで相手を抑えきった。9回6安打4奪三振1失点の素晴らしい投球だった。
この日は12球団のスカウトが視察し、千葉ロッテの黒木スカウトは「初速と終速の差があまりなく、ボールの質が良い。将来性のある素材」と評価した。
個人的にフォームやストレートの質などでここまで見た中で最も楽しみな投手だと思う。逆に次のステージでどこを変えれば良いのかを指摘するのが難しい感じもするが、体がさらにガッシリとしながら今のフォームで投げられれば、伊藤智仁投手のような伝説的な投球ができる投手になるかもしれない。
夏の高校野球・愛媛大会(2023)の注目選手、ドラフト注目度C
夏の高校野球愛媛大会の注目選手です。ドラフト注目度C。
2024年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
「伊予の吉田輝星」聖カタリナ学園・河内康介が1失点完投でベスト8 自己最速150キロ/愛媛 - 高校野球夏の地方大会 : 日刊スポーツ
<高校野球愛媛大会:聖カタリナ学園5-1帝京第五>◇21日◇3回戦◇松山中央公園野球場エースが1失点完投した聖カタリナ学園が、昨夏Vの帝京第五を破ってベスト8… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)
コメント