履正社・森田大翔選手が高校通算32号ホームラン、8球団視察し巨人「センバツ時よりバットスムーズに」

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夏の高校野球大阪大会では、履正社の森田大翔選手が英真学園戦で2ランホームランを放ち、高校通算を32本とした。8球団のスカウトが視察し巨人スカウトが評価している。

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4番

履正社はプロ注目の坂根葉矢斗捕手が4番を打っていたが、負傷で先発を外れた3回戦からは森田大翔選手が4番を打っている。この日は4回、1アウト3塁の場面で打席に立つと、カーブをフルスイングし、レフトスタンドへ放り込む2ランホームランを放った。「4番としてランナーをかえすことだけを意識しました」と話した。

これで今大会は3試合連続ホームランとなり、PL学園・清原選手、福留選手に並び、4戦連発の大阪桐蔭・中田翔選手にも迫った。高校通算は32号で公式戦で8本を放っている。

この日は8球団のスカウトが視察に訪れたが、巨人の渡辺スカウトは「パンチ力がある。センバツの時よりバットがスムーズに出ており、確率が上がり良くなっている」と話し、センバツ時から良くなっていると評価した。

打撃が良くなったのは、センバツの初戦・高知高戦に敗れ、森田選手も3番で4打数1安打に終わってから、鈴木誠也選手の打撃を見て、引き付けて打つポイントを見つけた。「タイプが似ているので、バットの出し方などを参考にさせていただいてます」と話す。

3試合で13打数8安打12打点、打率.615と驚異的な活躍を見せる4番に、多田監督は「今後の4番?森田が調子いいのでどうしましょう。いいところで打ってくれている」と話し、坂根捕手も復帰予定でうれしい悩みと話した。

150キロ左腕の福田幸之介投手も温存しながら勝ち上がっており、大阪桐蔭など強豪と対戦する大阪大会終盤戦に良い状態で向かっている。

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