北海高校は神村学園に4-10で敗れ、甲子園ベスト8入りはならなかった。しかし3年生になってから苦しんだ熊谷陽輝選手がホームランを放ち、甲子園で二刀流で足跡を残した。
「投手でも野手でも」
北海高校で1年時から注目され、140キロ後半の速球を投げる右腕投手として注目された熊谷陽輝投手、今年は4月に侍ジャパンU18代表候補合宿にも呼ばれていたが、右肘の状態が悪く、参加を辞退した。
この夏も投手としては本調子ではなかったが、南北海道大会では打者として5本塁打を放つ活躍を見せ、リリーフとして力強い球を投げ込んだ。
そして甲子園でもエースの岡田彗斗投手も本調子ではなく、リリーフで熊谷投手が奮闘しチームをベスト16に導く。この日も5回から登板し4イニングを投げ、結果は4回2/3で2安打3奪三振5四死球で3失点、制球が定まらずに失点する形になってしまったが、打撃では5回に3点差に追いつくホームランを放った。
183cm94kgの右投右打の二刀流、高校通算は33本塁打となった。甲子園で143キロを記録し、3試合13回1/3を投げて10安打10奪三振6失点だった。
既に大学進学を明言しているが、「もっとレベルアップして、また甲子園に帰ってきたいですね。行ければ、投手でも野手でも、どっちでもいいと思っています。4年間で、球速はもう一段階、体の使い方を良くすれば出ると思いますし、打撃も経験を積めば、もっと良い打者になれると思います。もっとホームランを打てる打者に、もっと怖がられる打者になりたいと思っています」と話し、大学でも二刀流を続けて4年後のプロ入りを目指す。
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