秋季高校野球近畿地区大会大阪府予選の準決勝で、履正社が興国に8-0で快勝、高木大希投手が6回1安打無失点、攻撃では矢野塁選手と辻琉沙選手の1年生二遊間コンビが活躍し、決勝進出を決めた。
快勝
投げては最速147キロを記録する2年生の高木大希投手が、初回から自己最速タイの147キロの強いストレートで三者三振を奪うと、雨の中でも高い出力で6回を投げ、興国打線をわずか1安打に抑えた。奪った三振は6つで、与えた四死球は0という素晴らしい内容だった。
「ストライク先行で、強い球で押せた」と話す高木投手、準々決勝の東海大大阪仰星戦でも9回5安打13奪三振で完封をしており、圧倒する投球を見せている。それでも、「まずは150キロに到達したい。真っすぐだけは誰にも負けたくない。この冬を越えて150キロを超えたいと思っています」と話す。
また打線では共に1年生の1番ショートの矢野塁選手が4打数2安打1打点、8番セカンドの辻琉沙選手も負けじと4打数2安打2打点の活躍を見せた。矢野選手は香川県丸亀市、辻選手は滋賀県多賀町の出身だが、二人は共に小学校6年時に阪神タイガーズジュニアに選ばれてプレーすると、中学時代はU15日本代表で辻選手はショート、矢野選手がサードで三遊間を組んだ。
そして、「一緒に大阪桐蔭を倒そう」と履正社に進学をしたという。次戦の決勝戦は大阪桐蔭と対戦する。二人は「桐蔭に勝って近畿大会で甲子園を決める」と気合を込めた。
履正社高校のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
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