センバツ6日目は2日連続の雨天順延となり、まだ初戦を戦っていない常総学院と日本航空石川は今後の連戦が課題となりそうだ。
1週間で5試合の可能性も
2日連続の順延となった常総学院と日本航空石川は、1回戦を勝ったチームは木曜日(27日)に2回戦の予定が組まれており、その後、28日に準々決勝、30日に準決勝、31日に決勝戦となるため、勝ち上がっていくと1週間に5試合を戦う事になる。
高校野球連盟では1週間で球数が500球という制限があり、全ての試合を投げるとすれば、1試合100球以内で収めていく必要がある。
常総学院の島田監督は「球数も考えながらやっていかないと。基本はエースに任せますけど、そういうことも考えられると思います」と話し、149キロ右腕の小林芯汰投手を中心にするものの、試合展開次第で継投も必要と話した。常総学院は大型右腕の齋藤一磨投手、左腕の平投手、そして145キロ右腕の大川慧投手も成長し、継投で勝ち上がってゆきたい。
日本航空石川も143キロ右腕の2年生・蜂谷逞生投手がエースで中心だが、184cmの左腕・猶明光絆投手、130キロ中盤の速球を投げる長井孝誠投手の2年生トリオを中心に継投で勝ち上がりたい。
常総学院の小林投手は2日連続延期でこの日は43球の投球練習を行ったが「日にちがズレるってことは本当に大きいこと。ちょっと不安な気持ちがだんだん大きくなっている」と話す。島田監督も投手の経験をエースに伝え、「自分の経験を小林たち投手陣に伝えたい」と話した。
日本航空石川の蜂谷投手も「また雨かって。すごく集中していたのでちょっと残念でした。状態はすごく良くて痛いところもない。早く投げたい気持ちでいっぱいです」と話した。日本航空石川は能登地区にある高校の野球部員178人が応援に来ていたが、24日には半数が甲子園を離れ、25日以降については学校ごとの判断とされた。
中村監督は「中には野球に気持ちが入らないという子が多いと聞いた。試合をしているところを見て、また高校野球に前向きな気持ちが湧いてくれたら僕らとしてはありがたい」と話し、全力プレーを誓った。
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コメント
この1週間の球数制限は日程1日の違いでだいぶ差が生まれるものなので、1週間500球ではなく1大会600球とかの制限にしたほうが公平だと思う。