春季高校野球滋賀大会では、八幡商の背番号10で187cmから144キロの速球を投げる田上航投手が、4球団のスカウトの前で好投を見せた。
制球課題も
この日の準決勝は滋賀の王者に君臨する近江高校が相手だったが、背番号10の田上航投手が先発した。序盤は制球を乱し、初回は1四球、2回は2アウトから連続四球を与えたものの、無失点に抑える。しかし3回に四球からピンチをまねき、犠牲フライとライムリーヒットで2失点をした。
7回まで投げ、それ以降は得点を与えず、6安打3奪三振2失点、四死球は6つという内容だった。「通用した部分もあると思うんですけど、2失点したところは、相手は僕の真っすぐをバットを短く持ってつないできたりとか、そういうところは一枚上手というか、強さというのを感じたので、そこをかわせる変化球を身に着けたいと思います」と話す。
この日はもう一試合に登場した滋賀学園の岩井天史選手などの視察に阪神、横浜DeNAなど4球団のスカウトが視察をしていたが、田上投手も「プロを目指しています」と力を込めた。この日は1-3で敗れたが、この日の登板がスカウトの目に留まり、何度も見に行きたくなる選手となっていれば良いと思う。制球の課題と変化球を夏までに磨きたい、少しでも良いので成長した姿を見せたい。
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