春季高校野球大阪大会では準決勝が行われ、履正社、大阪桐蔭に勝って勝ち上がった大阪学院大高が、大阪商業大高に3−2で勝利、プロ注目の遊撃手・今坂幸暉選手が決勝打を打った。
巨人スカウト部長が評価
この日は辻盛監督が「9回までほぐれることなく、ロボットが試合しているのかなって」と話し、履正社や大阪桐蔭に勝利したチャレンジャーだった時とは大きく違い、「勝たなければ」というプレッシャーを受けての試合となった。
それでも5回、2アウト1塁の場面で、プロ注目の今坂幸暉選手が打席に立つと、初球を振り抜き、打球はライトの頭を大きく越えていくタイムリー2ベースヒットとなり、これが決勝点となった。3−2の最終回に2アウト2,3塁のピンチを背負ったが、これを守りきった。
今坂選手は「最初の2打席、自分の思うような打撃ができていなくて、走者も一塁に出ていたし、真っすぐを投げてくるだろうなというところを、しっかり一球で仕留められた。打った感触も、けっこう良かったかなと思います」と話し、「ここまで来られてホッとしている気持ちと、嬉しい気持ちがある」と話した。
この日は巨人の水野スカウト部長が視察をし、「走攻守でいい選手。高校生のショートではトップクラス」と評価、チームも決勝まで勝ち上がり、今坂選手自身も高校屈指の遊撃手と評価を上げた。
「自分たちはここを通過点だと思っている。まずはしっかり最後に1勝を全員でつかみ取りにいきたい」と話す今坂選手、大阪大会を制して近畿大会でも頂点を目指す、夏の甲子園出場のステップとしていく。
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大院大高 春の大阪初制覇に王手 今秋ドラフト候補・今坂幸暉が決勝適時二塁打 - スポニチ Sponichi Annex 野球
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大院大高 春30年ぶり決勝進出 今坂の決勝適時二塁打 巨人水野スカウト部長も絶賛/デイリースポーツ online
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