春季高校野球北海道大会では、遠軽が2002年以来となるベスト4入りした。背番号24の宮沢李佑投手が先発し、札幌国際情報を9回1失点に抑えた。
141キロ
意表を付いた背番号24の先発だった。宮沢李佑投手はこの日、最速141キロを記録すると、初回の三者凡退でペースを掴み、ストレートを中心に札幌国際情報打線を抑えていく。7回に3連打で1失点をしたものの、8回、9回も抑えて9回149球を投げて5安打6奪三振6四死球で1失点で完投勝利、チームをベスト4に導いた。
「緊張しました。まさか自分が投げるとは」と話す宮沢投手、当初は2回の予定だったというが、阿波監督は「３、４回くらいに継投を考えたけど、５回くらいからもう少し彼のピッチングを見たいというベンチも雰囲気だったので預けた」と話し、「こんなに投げられるとは思っていなかった。あの子が投げられることで、さらに投手陣の厚さが増す。非常に良かった」と嬉しい誤算となった。
1回戦の稚内大谷戦ではエースで二刀流の明戸投手が7回途中4失点だったが、控えの投手も実力が高い。打線は1回戦が13安打で14得点、この日も13安打で5得点と活発、久々の道ベスト4に勝ち進み頂点を見つめられる位置に立った。
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【高校野球】遠軽が一番乗りで２２年ぶりの４強 最速１４４キロ右腕・宮沢李佑が９回１失点完投 - スポーツ報知
遠軽が昨秋北海道大会８強の札幌国際情報を下し、準優勝した２００２年以来の４強入りを一番乗りで決めた。
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