市岐阜商の１４５キロ右腕・平塚大記投手が初戦で敗退、複数球団視察し中日「伸びしろがある」

夏の高校野球岐阜大会では、プロ注目の191cm右腕・市立岐阜商の平塚大記投手が登板したものの、岐阜各務野に逆転負けを喫して初戦で姿を消した。

8回途中5失点

平塚大記投手は191cmの身長から145キロの速球を投げる投手として、プロのスカウトが注目をしていた。

この日は先発をすると、長身から140キロ台の球を投げ、カーブでタイミングを外すなど7回まで三塁を踏ませないピッチングを見せた。

しかし8回、1アウトから四球を与えると、「相手の負けたくない気持ちが伝わってきた」と相手の気迫に飲まれていく。5つの四死球と3安打を許して5失点、流れを止めることができずに降板した。試合も3-5で逆転負けし、平塚投手は7回2/3で5安打5失点だった。

この日も複数球団のスカウトが視察をしていたが、中日の清水スカウトは「角度があって変化球でもカウントが取れている。細い体も含めて伸びしろがあると思う」と評価した。

　「上のレベルでやるにはもっと練習をするしかない」と話す平塚投手、プロ入りの意思をすでに表明しており、今後はその夢に向かってプロ志望届を提出し、秋のドラフト会議の指名を待つ。

投球にもう少し凄さのようなものが出ても良いと感じる。体もまだまだ作り上げられると思う。ドラフト会議では下位か育成での指名となりそうだ。