神奈川の公立の星・菅高校の岩瀬将投手が第1シードの向上に11失点しコールドで敗れた。試合後にプロ志望を表明した。
日米スカウト注目
菅高校の岩瀬将投手はこの日、第1シードの優勝候補の私学・向上と対戦したが、6回を投げて13安打で11失点、8つの四死球を与える本来の投球ができずに敗れた。「格上の相手で、良い球を投げようと気持ちが出過ぎてしまいました。途中からは自分の一番良い球が投げられていたんですけど、向上さんが一つ上だった」と涙を見せた。
岩瀬投手はもともとは無名だったものの、昨年秋の強豪私学との練習試合で14奪三振を記録し、相手校の監督から素質の高さを絶賛され注目された。今年に入ると日米球団のスカウトが練習などを視察し、神奈川県でも屈指の143キロ右腕として注目されていた。
将来について岩瀬投手は、「プロを目指します。精神面とフィジカルを鍛えて、来年から活躍できるような選手になります」と話し「こんなに注目されて応援される選手になると思っていなかった。上のレベルでやると決めているので、鍛えていきたい」とプロ志望届の提出と、来年春に向けて練習を続けていくと話した。
ドラフト会議では育成枠での指名となると思うが、下半身ががっしりしており、下が主導して力強い球を投げている。下半身と上半身が伴って上体の軸みたいなものがしっかりとしてくれば、下の引っ張る力を球に伝えることができそうで、更に球速も速くなると思う。ドラフト会議での指名を注目したい。

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