報徳学園・間木歩投手は最後は4球の登板も、エース争った今朝丸に「またどこかで敵として投げ合いたい」

2024年ドラフトニュース高校野球ドラフトニュース

報徳学園で、センバツに背番号1を付けて準優勝をした間木歩投手は、夏の甲子園ではわずか4球だけに終わった。

スポンサーリンク

「ありがとう」

間木歩投手は180cm81kgの右腕投手で最速144キロの速球を投げ、センバツでは背番号1を付けてチームを準優勝に導いた。しかし報徳学園には今朝丸裕喜投手がおり、夏にかけて成長をした今朝丸投手がこの夏は背番号1を付け、この甲子園の初戦も先発をした。

その今朝丸投手が初回に2失点すると、7回にも1失点して降板すると、交代したのが背番号10を付けた間木投手で、今朝丸投手が残した2アウト1,2塁のピンチを、4球で空振り三振を奪って無失点に抑えた。その裏の攻撃で代打が出たために、間木投手の投球は4球だけに終わり、その後、逆転を信じてベンチで声を出したものの、試合は1-3で敗れた。

どこのチームでもエースとして評価される投手だったと思う。しかしこの夏は兵庫大会でも13回1/3で4失点と本来の調子ではなかった。試合後には「ここまで来られたのも今朝丸のおかげ。ありがとう、またどこかで敵として投げ合いたい、と伝えました」と話し、3年間エースを争って成長したライバルに感謝した。

間木投手は大学に進学し、4年後のプロ入りを目指す。おそらく今朝丸投手は今年のドラフト会議で指名されるとみられ、投げ合うことができるのは、5年後、プロの舞台でということになるか。二人のエース争いはまだまだ続いていく。

2025年度-高校生投手-右投のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
2025年度-高校生-兵庫県のドラフト候補とみんなの評価
ドラフト候補の評価や動画、みなさまのコメントを紹介します
【甲子園】今朝丸とエース背番を争った報徳学園の間木「またどこかで敵として…」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
【君に金メダル】4回からブルペンで準備していた報徳学園・間木歩の出番は7回にやってきた。今朝丸が4連打で3点差に広げられ、なおも2死一、二塁の場面。4球で空振り三振を奪い、ピンチを断った。裏の攻撃で好機に打順が回って代打と交代。今朝丸との二...
この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

yukiをフォローする
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする

コメント