この夏は栃木で宇都宮工、宇都宮商、作新学院、国学院栃木を倒して甲子園に出場し、甲子園でも聖和学園に勝利して甲子園で勝利を挙げた創立100年の石橋高校、背番号6のエース・入江祥太投手は「最高でした」と話した。
慶応大進学希望
初戦の聖和学園戦で9回4安打11奪三振で完封した入江祥太投手は、この日の青森山田戦は2点を追う2回からリリーフで登板し、7回で10安打を浴びるも2失点に抑える好投を見せた。
試合に敗れたものの、入江投手は「最高に楽しかったですね。自分自身、昨年春のセンバツで負けて悔しい思いをして、そこであんまり楽しむことができなくて、悔いが残っていて、絶対にもう一回行きたいなと思っていたんですけど、この夏その分、ホント楽しもうと甲子園やったので、本当に楽しい舞台でした」と話した。
140キロのストレートと共に、この甲子園で自信を深めたというスライダーを武器に、将来はプロ入りも目指している。そのために進路は大学進学とするが、入江投手は慶応大を目指すと話した。
「野球一本で行くというのは、それもそれですごく良い道だと思うんですけど、それは選択肢が一本になりすぎて、もったいないなと。自分が将来やりたいことが見つかった時に、何でもできるようにするためには、今のうちに勉強をいっぱいしたり、大学に行かないと将来やりたいことはできないので、勉強はやりたかったです」と話す。そして、「もし、プロが無理だった時に、いろいろ選択肢を探すんですけど、社長になりたいです。まだ決めてないんですけど、とりあえず社長になりたい」と笑った。
慶応大の選手はプロだったり、社会人野球だったりで活躍が期待されそうあ選手でも、大学で自分でやりたいことを探して、その道に進む選手も目立つ感じがする。
個人的には、社長はいつだってなれるので、まずはプロ入りの道を強く追い続け、それによって培われたものやエネルギーや勢いを、その他の道に向けていけばよいのかなと思う。ただし本当にやりたいことを見つけるために、または現実にするために、興味を持って勉強し、仲間を増やしておく事もできれば良いと思う。
まずは東京六大学で入江選手のプレーが見られるのを楽しみに待ちたい。
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