「超人」原田純希選手が甲子園バックスクリーン右へ一発

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ついに飛び出した。青森山田の原田純希選手が甲子園のバックスクリーン右にアーチを架けた。

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高校通算29号

甲子園で誰がアーチを架けるかで予想をしていたが、青森山田の原田純希選手が石橋戦の初回、2アウトランナー2塁の場面で、真ん中よりやや外角高めのストレートを叩くと、打球はバックスクリーン方向に伸びていく。そしてバックスクリーンの少し右に飛び込んだ。

高校通算29本塁打、原田選手は青森大会の八戸学院光星戦で2本のホームランを放っており、そのうち1本はバックスクリーンへの一発だった。身長170cmで97kgとややぽってりした体系に見えるが、兜森監督は「太っているように見えて、筋肉量がすごい。超人」と話す。

それでもこの日までは苦しんでいた。センバツでは4番として11打数1安打に終わり、この夏の初戦・長野日大戦でも4打数ノーヒットに終わっていた。しかし、「下位打線が打ってくれて、この試合は気楽に力を入れずに打てました」と活発な下位打線に引っ張られるように4番も火を吹き始めた。この日は7回の第4打席でも外野の頭を越す2塁打を放った。

今年を代表する左のスラッガー、原田選手の活躍を見続けたい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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