ついに飛び出した。青森山田の原田純希選手が甲子園のバックスクリーン右にアーチを架けた。
高校通算29号
甲子園で誰がアーチを架けるかで予想をしていたが、青森山田の原田純希選手が石橋戦の初回、2アウトランナー2塁の場面で、真ん中よりやや外角高めのストレートを叩くと、打球はバックスクリーン方向に伸びていく。そしてバックスクリーンの少し右に飛び込んだ。
高校通算29本塁打、原田選手は青森大会の八戸学院光星戦で2本のホームランを放っており、そのうち1本はバックスクリーンへの一発だった。身長170cmで97kgとややぽってりした体系に見えるが、兜森監督は「太っているように見えて、筋肉量がすごい。超人」と話す。
それでもこの日までは苦しんでいた。センバツでは4番として11打数1安打に終わり、この夏の初戦・長野日大戦でも4打数ノーヒットに終わっていた。しかし、「下位打線が打ってくれて、この試合は気楽に力を入れずに打てました」と活発な下位打線に引っ張られるように4番も火を吹き始めた。この日は7回の第4打席でも外野の頭を越す2塁打を放った。
今年を代表する左のスラッガー、原田選手の活躍を見続けたい。
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