侍ジャパンU18代表選手がそろそろ発表されるが、夏の甲子園大会を中心に選出されそうなメンバーを予想してみます。
２０２３年と比較
昨年はU18W杯で念願の優勝を成し遂げた。
大阪桐蔭の前田悠伍投手が軸となり、東恩納蒼投手、安田虎汰郎投手などが好投を見せ、野手も山田脩也選手、高中一樹選手、緒方漣選手といった内野陣が堅い守備を見せると、橋本航河選手、丸田湊斗選手などが足を使った攻撃を見せた。
明徳義塾の馬渕監督が退任し、今年は元日大三の小倉監督と、前橋育英の荒井監督、下関国際の坂原監督、報徳学園の大角監督がコーチとしてチームを率いる。
4月には強化合宿を行い、一次候補として次のメンバーが選ばれている。
侍ジャパンU18日本代表（2024）18人の予想
昨年は投手9人、捕手3人、内野手5人、外野手3人の20人が選出された。今年はアジア選手権ということで2018年と同じ人数であれば18人となる。2018年は投手8人、捕手2人、内野手5人、外野手3人という陣容だった。
侍ジャパンU18日本代表（2024）選手の予想（18名）
◯は４月の合宿招集選手 ※は夏の甲子園未出場の選手
| 守 備 |
選手名 | 高校 | 投打 | 結果 |
| 投 手 |
◯中崎琉生 | 京都国際 | 左左 | |
| 今朝丸裕喜 | 報徳学園 | 右右 | ||
| 藤田琉生 | 東海大相模 | 左左 | ||
| 坂井遼 | 関東第一 | 右右 | ||
| 関浩一郎 | 青森山田 | 右右 | ||
| ◯※吉岡暖 | 阿南光 | 右右 | ||
| 西村一毅 | 京都国際2年 | 左左 | ||
| ※田中稜真 | 旭川実 | 右右 | ||
| 捕 手 |
◯箱山遥人 | 健大高崎 | 右右 | |
| 熊谷俊乃介 | 関東第一 | 右右 | ||
| 次点石黒尚 | 鳥取城北 | 右右 | ||
| 内 野 手 |
◯石塚裕惺（遊） | 花咲徳栄 | 右右 | |
| ◯高橋徹平（三） | 関東第一 | 右右 | ||
| 原田純希（一） | 青森山田 | 右左 | ||
| 小島想生（二） | 関東第一 | 右右 | ||
| 藤本陽毅（遊） | 京都国際 | 右右 | ||
| 次点高橋龍成（三） | 明徳義塾 | 右右 | ||
| 次点増田有紀（二） | 神村学園 | 右左 | ||
| 次点◯高山裕次郎（二） | 健大高崎 | 右左 | ||
| 外 野 手 |
◯境亮陽 | 大阪桐蔭 | 右左 | |
| ◯百々愛輝 | 英明 | 左左 | ||
| ◯木村留偉 | 明豊 | 右左 | ||
| 次点◯吉田翔輝 | 大阪桐蔭 | 左左 | ||
| 次点戸嶋翔人 | 新潟産大付 | 右右 |
投手
投手はまず左のエース候補として、東海大相模の藤田投手と4月の合宿に参加し、甲子園でも好投を見せた京都国際の中崎投手を選出、また、高校生では打てないチェンジアップを投げる2年の西村投手も入れた。
右は報徳学園の今朝丸投手は本調子ではないものの、右のエース各として期待する。また、先発では4月の合宿に参加した吉岡投手と、地方大会で敗れている旭川実の田中投手を入れ、関東第一の坂井投手、青森山田の関投手をリリーフとして入れた。
捕手
捕手は箱山選手は文句なし、打撃でも主軸を打てる。もう一人は関東第一で好守備をみせチームを決勝に導いた熊谷選手を入れ、小倉監督とのつなぎ役も任せられる。合宿にも参加した只石捕手と鳥取城北の石黒選手が共に肩もあり打撃も一級品だが、足が使える点で石黒捕手を次点とした。
内野手
遊撃手の花咲徳栄の石塚選手とは文句なし。三塁手の関東第一・高橋選手は甲子園ではヒットは少なかったが、ホームランも含めてバッティングが崩されない選手で主軸においておきたい。遊撃手には京都国際の藤本選手をバックアップにした。
一塁手は青森山田の原田選手が長打力に加えて場面に合わせた打撃ができる。二塁手には好守備を見せる関東第一の小島選手を入れた。
外野手
大阪桐蔭の吉田選手はセンターとして広い守備範囲があり、攻撃でもスピードとパワーがある選手だが、身体能力と強打が期待できる境選手が有力のようで、吉田選手は次点とした。百々選手も左で当てる選手とスイングの強さがある選手。明豊の木村選手も打撃に力がある。新潟産大付の1番・戸嶋選手はセンスとパワーがあり、右打者なら選びたい所。
その他
もし2年生を入れるというのであれば、投手では健大高崎の石垣元気投手や大阪桐蔭の中野大虎投手など、内野手なら小松大谷の田西称三塁手、神村学園の今岡拓夢遊撃手、外野手では青森山田の佐藤洸史郎選手と智弁学園の中道優斗選手などを入れてもおもしろいと思う。
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