智弁和歌山が秋季高校野球近畿大会の準々決勝でベスト4入りし、来年センバツ出場を確実にした。ベンチ入り投手4人とも180cmオーバーで、152キロ右腕の宮口龍斗投手など、中谷監督も「全員、超高校級になれる素質がある」と評価する。
大型投手
大阪桐蔭を破った滋賀学園との対戦となったこの日は、エースの渡辺颯人投手が先発すると9回2失点にまとめた。最速143キロの右腕は180cm89kgの体があり、この日は初回に2失点をしたものの、2回以降はテンポ良くまとめて103球で完投した。「絶対に一人で投げ切ろうと思っていた。野手を信じて投げられたことが立ち直れた要因」と話した。
この日は登板しなかったが、前の試合では152キロ右腕の宮口龍斗投手も登板をしているが、185cm84kgの右腕として来年のドラフト候補として注目される。またこの日、ベンチ入りした投手は20人中4人で、全員が180cm以上だという。一人は田中伊吹投手と見られるが、中谷仁監督は「今年の投手陣は全員、超高校級になれる素質がある」と期待を込める。
チームでは遊撃手の山田希翔選手も183cmの大型選手で抜群の肩があり注目、外野手の藤田一波選手は176cmだが中学時代から抜群のスピードを見せており、こちらもドラフト候補として注目される。
この日の勝利で近畿ベスト4に進出し、センバツ出場当確となった。センバツで大型チームがどんな戦いぶりをみせるか注目したい。
智弁和歌山高校のドラフト候補とみんなの評価
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智弁和歌山が1メートル80超「大型投手4人衆」で選抜当確 中谷監督「全員が超高校級になれる素質」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
来春選抜出場校の重要な選考資料となる秋季近畿大会は27日、準々決勝が行われた。智弁和歌山(和歌山)は、滋賀学園(滋賀)を7―2で制して準決勝に進み、2年ぶり16度目の選抜出場を確実にした。
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