光星学院・田村龍弘選手、北條史也選手がホームラン!

光星学院, 田村龍弘, 北條史也

 今年の高校生野手でプロからトップクラスの評価を受けている光星学院・田村龍弘選手と北條史也選手が揃ってホームランを放った。神村学園との対戦で相手投手はプロ注目の148k右腕・柿澤貴裕投手、初回に先頭打者の天久翔斗選手が先頭打者ホームランを放つと、3番・田村選手が四球を選び、4番北條史也選手が初戦に続く2試合連続ホームランを左中間スタンドに放って一気に3点を奪った。これで高校通算23本塁打となった。

 3回には田村龍弘選手が高校通算36号となるホームランを左中間スタンドに放ち、プロ注目選手のアベックホームランとなった。

 北條選手は8回に2ベースヒットを放つなど3打数2安打、田村選手は9回は打ち取られたものの4四球と勝負を避けられた形で2打数1安打だった。

 二人は中学時代に大阪のオール狭山でプレーしており、北條選手が田村選手を光星学院に一緒に進学しようと誘った。甲子園でのアベックホームランで中学時代の夢はほとんどかなっただろう。あとは甲子園での優勝、そしてプロでの二人揃っての活躍だけだ。

光星3発8強!北條&田村、聖地初アベック弾 - サンケイスポーツ:2012/08/19

  1番の天久が大会史上4人目となる初回初球先頭打者本塁打を放ち、どよめきが収まらない甲子園を4番・北條が再び揺らした。一回一死一塁から外角高めの直球を左翼席へ運び、2回戦の遊学館戦の第5打席に続く、大会史上26人目(27度目)の2打席連続弾だ。

 「直球で押してくるので振り負けないように思い切りいった」

 すると、3番・田村が続く。三回一死一塁、内角高めの直球を振り抜き左中間席最深部へ特大の一発だ。昨夏に続く甲子園第2号に「天久も北條も打ったから、自分も打ちたかった」。北條とのアベック弾は高校通算3度目で、公式戦では1年秋の東北大会2回戦、学法福島戦以来。北條は「アベック弾はあまりないのでいい思い出になった」と笑顔を見せた。

 プロ注目のスラッガーの二人は、大阪・オール狭山時代からチームメートだ。北條が田村に「一緒に甲子園にいこう」と声をかけ、光星学院に進んだ。信頼する大事な仲間で「負けたくない」と口をそろえるライバル。自主練習の素振りで、相手が先に帰るまでは、とバットを振り続けたこともある。切磋琢磨(せっさたくま)しあった集大成の夏、聖地で大きな思い出のアーチをかけた。

光星学院 3発8強!北條&田村、聖地で初アベック弾 - スポーツニッポン:2012/08/19

 これぞ千両役者。これが高校球界屈指の59発コンビの実力だ。甲子園14試合目で飛び出した待望の初アベック弾。3番・田村が「取材の方には試合前に“つないでいきたい”と言っていたけど、心の中では本塁打を打ちたいと思っていた」と笑わせれば、同校OBの巨人・坂本2世の呼び声高い4番・北條も「完璧でした」と声を弾ませた。

 まずは北條が先陣を切った。1―0の1回1死一塁から137キロ直球を左中間へ運び、2回戦・遊学館(石川)戦の最終打席に続く2打席連続本塁打で高校通算23号。田村も続いた。3回1死。「第1打席(四球)は(球が速くて)手が出なかった」ためタイミングを早めにとって左足を上げた。ところが柿沢の投球モーションに合わずに先に足がついてしまう。だが「(直球が)抜け気味の球がきてラッキー」とフォームはお構いなしにノーステップのまま豪快にすくい上げ、北條と同じ左中間に叩き込んだ。前夜の素振り中に打てる予感があったという通算36号に「ダイヤモンドを回ってる時は気持ちよかった」と余韻に浸った。

 2人は大阪の強豪・オール狭山ボーイズからのチームメート。先に光星学院への進学を決めていた北條から「一緒にやろう」と誘われた田村も甲子園優勝を目指して2人で青森へ行くことを決意した。「ライバルで負けたくない特別な存在」と田村。北條は「田村が終わっても自分がいる。嫌がられているのかなと思う」と不敵な笑み。甲子園で放った本塁打数はともに2本で並んだ。 


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