【高校野球】常葉大菊川・佐藤大加良選手が日大に合格、145キロ強肩内野手が「4年後プロ」目指し戦国東都へ

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今春のセンバツ大会出場に貢献した常葉大菊川高校(静岡)の攻守の要、佐藤大加良内野手(3年)が、東都大学野球連盟に所属する日本大学スポーツ科学部のスポーツ推薦入試に合格したことがわかった。県内屈指の内野手は、レベルの高い選手が集まる「戦国東都」でのプレーを熱望し、最短でのベンチ入りと4年後のプロ入りを誓った。

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憧れの東都リーグへ「すぐにでも出たい」

合格の吉報を受けた佐藤大加良選手は、「もともと東都に行きたかったのでうれしいです。全国からレベルの高い選手が集まりますが、アピールしてすぐにでも出たいと思っています」と、早くもレギュラー争いに向けた闘志を燃やしている。

進学先の日本大学は、今秋のドラフト会議で阪神タイガースから2位指名を受けた谷端将伍内野手(21)がおり、1月に練習に参加した時に谷端選手の打撃に目を奪われた。「凄かった。このままじゃ自分がダメだと思って」と刺激を受けると共に、2部でプレーする大学について、「1部に昇格するためにも、もちろん神宮にふさわしい選手と思って挑戦したい」と、チームの昇格と自身の成長を重ね合わせる。

目標はソフトバンク今宮、二遊間どっちもOK

佐藤選手は投手としても最速145キロを記録する強肩と、50メートル6秒2の俊足を兼ね備えた身体能力の高さが武器。少年野球では浅羽ジュニアでプレーし、OBのソフトバンク・今宮健太選手に憧れを抱き、「1番・遊撃手」としてのプレースタイルを追うようになった。

高校では1年秋から遊撃手のレギュラーを掴んだが、2年秋からはチーム事情で二塁手へ転向ししており、「両方できるように準備をしていますが、できればショートで出たいです」と、ショートでのプレーに意欲を見せる。

今年の選抜に出場するも初戦の聖光学院戦で敗れ、3年夏は県4回戦で敗退し、甲子園出場はならなかったが、「4年後はプロを目指します」と大学での飛躍を誓い、静岡から東京へと向かう。攻守三拍子そろった逸材が、大学球界の聖地・神宮で新たな一歩を踏み出す。

佐藤大加良 プロフィール

  • 氏名: 佐藤 大加良(さとう・たから)
  • 所属: 常葉大学附属菊川高校(3年)
  • 進路: 日本大学(東都大学野球連盟)
  • 出身: 静岡県袋井市(浅羽中卒)
  • ポジション: 内野手(遊撃手・二塁手)
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 174cm、73kg
  • 主な特徴や実績: 投手として最速145キロを記録する強肩と俊足巧打が魅力。1年秋からレギュラーとして活躍し、3年春センバツ出場。憧れはソフトバンク・今宮健太。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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