【高校野球】常葉大菊川・大村昂輝投手が立正大合格、センバツ出場の技巧派左腕が東都1部で「4年後プロ」誓う

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今春のセンバツ大会に出場した常葉大菊川高校(静岡)のエース左腕・大村昂輝投手(3年)が、東都大学野球連盟に所属する立正大学データサイエンス学部の総合型選抜トップアスリート入試に合格したことがわかった。巧みな投球術と気持ちの強さを武器に、今秋1部昇格を決めたばかりの勢いあるチームで4年後のプロ入りを目指す。

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「東都1部」のハイレベルな環境へ、恩師の言葉が後押し

合格の知らせに、大村昂輝投手は「東都リーグの高いレベルでプレーするのが目標でした。うれしいです」と笑顔を見せた。進路決定の裏には、石岡諒哉監督(36)からの「立正大に行くぞ」声をかけられ、「分かりました」と即答したという経緯があった。立正大は今秋の入れ替え戦を制して1部復帰を果たしたばかりで、金剛弘樹監督(46)からもアプローチを受けるなど、その実力は高く評価されていた。

持ち味は「間」と「緩急」、先輩直伝の“ラブソード”も

大村投手の最速は135キロだが、緩い変化球を巧みに織り交ぜて、球速表示以上に見せる投球術を持つ。しかし、4月に立正大の練習に参加した際、昨夏注目を集めた先輩左腕・仁田陽翔投手(2年)と練習を一緒に行い、「一つ一つが正確で丁寧でした」と刺激を受けた。

目指す投手はドジャースのカーショウ投手。大学では体を大きくしていく中で、球のデータ分析をする「ラプソード」も活用して球速を140キロ後半まで伸ばし、「いずれは、立正大といえば大村くんだよね、と言われる投手になります」と話した。

神宮制覇、そして4年後のプロへ

東都の1部は王者・青山学院大を始めとした大学野球トップのチームが激しい戦いをする。大村投手は、「神宮のリーグ戦を制覇して全国で戦う。東都を代表する投手になって、4年後はプロに行きます」。高校の技巧派エースが、速球派左腕になってプロへの道を切り拓く。

大村昂輝 プロフィール

  • 氏名: 大村 昂輝(おおむら・こうき)
  • 所属: 常葉大学附属菊川高校(3年)
  • 進路: 立正大学(東都大学野球連盟)
  • 出身: 静岡県静岡市(大谷小・大谷少年ソフト・静岡シティクラブ卒)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 左投左打
  • 身長・体重: 178cm、74kg
  • 主な特徴や実績: 最速135キロながら制球力と緩急自在の投球術が光る左腕。2年秋からエースとなり、3年春のセンバツに出場。目標は4年後のプロ入り。
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大村・立正大合格、常葉大菊川の左腕 ハイレベル東都1部でプロ目指す ースポーツニッポン静岡版紙面

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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