【高校野球】青山学院高の二岡択実投手が青山学院大進学も4年後のプロ入り目指しアメリカ留学視野に

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読売ジャイアンツ前ヘッド兼打撃チーフコーチ・二岡智宏氏(49)の長男で、青山学院高等部(東京)のエースだった二岡択実投手(3年)が、アメリカでの野球継続を目指していることがわかった。内部進学予定の青山学院大は東都大学野球リーグ6連覇中の超名門だが、あえて日本を離れ、「武者修行」の道で4年後のプロ入りを目指す。

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「武者修行」で覚悟の渡米、麟太郎らの活躍が刺激に

青山学院高校の二岡択実投手は、内部進学で青山学院大にに進むが、自身の現在地と将来を冷静に見つめ、「今の自分の実力から大学卒業後のプロ入りを見据えた時、ベストな選択」と、青山学院大野球部ではなく、アメリカに留学をしてプレーをする事を考えているという。

「日本での関わりを全部断ち切る覚悟でアメリカに行ってプレーするという選択肢は魅力的です」と話し、「どこでやるかはまだ決まっていないですが、アメリカへの興味は強いです。今年も佐々木麟太郎さんや石川ケニーさんがアメリカの大学に通いながらドラフトにかかっているのを見たら、実力さえあればNPBのスカウトの方々から見てもらえると感じています。」と、今年のドラフト会議でソフトバンクにドラフト1位で指名された米スタンフォード大の佐々木麟太郎選手や、オリックスにドラフト6位で指名されたジョージア大・石川ケニー投手がドラフト会議で指名された事で、アメリカでプレーする事も視野に入れ始めた。

父・智宏氏も後押し「やりたいなら行ってきなさい」

二岡選手は中学時までは野手だったが、高校入学後にチーム事情から投手へ転向した。父も進める投手として、今夏はエースとして2試合8回を投げて1失点だった。しかし、今、青山学院大の野球部でプレーをしても、既にドラフト会議で指名されるような選手が全国から集まる中で、なかなか試合に出場することは難しい。また、高1冬と高3夏に短期留学を経験し、現地の充実した施設や環境に惹かれた。両親からは「自分が本当にやりたいと思うなら行ってきなさい」と背中を押してもらっている。

「4年後にMAX150キロを投げるような投手になって、大卒の時にNPBドラフトで勝負したい」。どの環境でその才能を花開かせるのか、それぞれの選手が最適な選択をして欲しいと思う。4年後にドラフト候補と呼ばれる選手になることを期待して注目していたい。

二岡択実 プロフィール

  • 氏名: 二岡 択実(におか・たくみ)
  • 所属: 青山学院高等部(3年)
  • 出身: 東京都品川区
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 179cm、65kg
  • 主な特徴や実績: 元巨人・二岡智宏氏の長男。高校から投手転向し、3年夏は東東京大会3回戦進出。好きな選手はホセ・フェルナンデス。
2025年ドラフト会議指名選手一覧
2025年のドラフト会議は10月23日に行われ、支配下ドラフトが73人(昨年より4人増)、育成ドラフト43人(同11人減)の合計116人(同7人減)人が指名されました。
【高校野球】元巨人二岡智宏氏Jr.米国挑戦「行ってきなさい」青山学院エース・択実「武者修行」 - 高校野球 : 日刊スポーツ
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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