第98回選抜高校野球大会の出場校選考委員会が1月30日に行われ、昨秋の全道大会王者・北照高校(北海道)が13年ぶり6度目の出場を決めた。チームを支えるのは、全道大会4試合を一人で完投したエース・島田爽介投手(2年)と、冬場の食トレで体重7キロ増に成功した最速149キロ右腕・中谷嘉希投手(2年)の強力な投手が、新スローガン「北の機動破壊」を掲げるチームを過去最高のベスト4以上へと導く。
鉄腕エース・島田、「H」のグラブに込めた誇り
背番号1を背負う島田爽介投手は、昨秋の公式戦で防御率1.52をマーク。全道大会では全4試合を完投し、チームを頂点に導いた。「北海道代表として北海道の野球のレベルの高さ、北海道の投手はいいというのを見ていただけたら(スポニチ)。」と、地元への強い思いを口にする。新調したグラブのウェブには、北照と北海道の頭文字である「H」を刻んだ。
12月の台湾遠征では、九州国際大付のスラッガー・牟礼翔選手や沖縄尚学の好投手・新垣有絃投手ら全国のライバルと交流。「島田は俺たちの分まで背負っている」と激励され、「やるしかない」と決意を固めた。新垣投手から教わったトレーニングも取り入れ、さらなるレベルアップを図る。
149キロ右腕・中谷、白米1キロ生活で「ドラフト候補」へ
一方、背番号11の中谷嘉希投手は、昨秋全道大会での登板がなく悔しさを味わった。その雪辱を期し、明治神宮大会後から猛烈な食トレを開始。夕食に白米1キロを平らげるなどして体重を7キロ増やし、183センチ、91キロの強靭な体を手に入れた。
「遠投したときに軽く投げても遠くに飛ぶようになった。成長を感じる(スポーツ報知)。」と手応えは十分。神宮大会でマークした147キロを上回る剛速球を武器に、「センバツと夏の甲子園で活躍して、ドラフトで呼ばれるくらいの選手になりたい(スポーツ報知)。」と、プロ入りへの道を切り拓く。
「北の機動破壊」で歴史を変える
チームは昨秋の神宮大会初戦敗退を機に走塁改革に着手。健大高崎の「機動破壊」の生みの親である葛原美峰氏の指導を仰ぎ、「北の機動破壊」をスローガンに掲げた。上林弘樹監督も「走って走って、機動力を使って点に結びつけたい(スポーツ報知)。」と自信を見せる。
「変化球で打ち取っていく島田と、自分は真っすぐで押していく。タイプが違う2人がいるのは大きい(日刊スポーツ)。」と中谷投手が語るように、盤石の投手陣と進化した機動力で、北照が甲子園に旋風を巻き起こす。
島田爽介 プロフィール
- 氏名: 島田 爽介(しまだ・そうすけ)
- 所属: 北照高校(2年)
- 出身: 北海道
- ポジション: 投手
- 投打: 左投左打
- 身長・体重: (詳細データなし)
- 主な特徴や実績: 昨秋全道大会を全試合完投した絶対的エース。安定感抜群の投球が持ち味。北海道選抜メンバー。
中谷嘉希 プロフィール
- 氏名: 中谷 嘉希(なかや・よしき)
- 所属: 北照高校(2年)
- 出身: 北海道黒松内町
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 183cm、91kg
- 主な特徴や実績: 最速149キロの直球を誇る大型右腕。冬場の食トレで体重7キロ増。目標はドラフト指名。









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