【高校野球】聖隷クリストファー・高部陸が「大学進学」明言、初実戦で5回8Kで侍U18入り目指す

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高校野球の対外試合が全国で解禁され、昨夏甲子園に出場した聖隷クリストファー(静岡)の最速147キロ左腕・高部陸投手(新3年)が、豊橋中央(愛知)との練習試合に先発した。5回を投げて無四球3安打8奪三振1失点と上々の仕上がりを披露したが、注目の進路について「大学一本」を明言し、大学からプロ入りを目指す。

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初実戦で5回8K、新球「縦のカーブ」で緩急自在

プロ注目の左腕が対外試合解禁に躍動の投球を見せた。先発マウンドに上がった高部陸投手は、5回を77球でまとめる省エネ投球。2回2死から「投げ急ぎました」と長短打を浴びて1点を失ったものの、3回以降の3イニングは完全に封じ込め、「リズムをつかんでしっかり乗れました(スポニチ)」と手応えを口にした。

この日の最速は139キロにとどまったが、「いつも練習試合は出ません(球速は出ない)。公式戦になれば7~8キロ上がります」と、いつも通りだった事を話すと、「1試合に1球150キロが出ればもっと差し込める(スポニチ)」と更に球速アップを目指しているとした。

フォームを固めている中で、縦に割れる緩いカーブを試投。「相手は真っすぐを張ってくる」と、昨年の投球を研究してくるライバルに対し、新たな球としてカーブを磨き、この日は8つの三振を奪うなど、投球の幅を広げた。

「プロへの近道」大学進学を決断

試合後、自身の進路について話した。「将来はプロ一本ですけど、大学一本です。プロを目指すのに大学こそが近道(スポニチ)」と話し、大学進学を明言した。

昨夏の甲子園で素晴らしい投球を見せ、「2年生四天王」として他3人(横浜・織田翔希投手、山梨学院・菰田陽生投手、沖縄尚学・末吉良丞投手)は、いずれも高卒でのプロ入り(NPB一本)を目指す方向とみられているが、高部投手は自らの成長曲線を冷静に見極め、大学の4年間でさらに実力を磨いてからプロの門を叩く道を選択した。

WBCに刺激、憧れの「侍ジャパン」へ夏連続出場誓う

当面の大きな目標は、2年連続の夏の甲子園出場、そして、侍ジャパンU18代表への選出だ。前日に行われたWBCでの侍ジャパンの勝利にも大きな刺激を受けたという。

「中学から日の丸を背負うことに憧れていました。自分より強い相手に力を試したい(スポニチ)」。日の丸への強い思いを胸に、まずは夏の静岡大会連覇を目指して左腕を振るい続ける。

今年のドラフト候補から外れるのは残念だが、かなり有力な大学への進学、そして4年後にはドラフト1位候補左腕として注目されるのは間違いないだろう。しっかりと高校3年時の投球を見ておきたい。

高部陸 プロフィール

  • 氏名: 高部 陸(たかべ・りく)
  • 所属: 聖隷クリストファー高校(新3年)
  • ポジション: 投手
  • 投打: 左投左打
  • 主な特徴や実績: 最速147キロを誇る世代トップクラスの左腕。昨夏甲子園出場。同世代の「四天王」の一角だが、卒業後は大学進学でプロを目指すことを明言。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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