【センバツ】大阪桐蔭が聖地帰還、エース吉岡貫介投手&おかわりジュニア中村勇斗選手が意気込み

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3月19日に開幕する第98回選抜高校野球大会の甲子園練習が14日にスタートし、2年ぶりに聖地へと戻ってきた王者・大阪桐蔭(大阪)がグラウンドの感触を確かめた。昨春、昨夏と甲子園出場を逃し、同校にとって3季ぶりとなる憧れの舞台。プロ注目の最速153キロ右腕、吉岡貫介投手(3年)は初めて踏みしめる甲子園のマウンドに「必勝モード」へと気持ちを切り替え、西武・中村剛也選手の長男である中村勇斗選手(2年)は、父が立てなかった夢の舞台での活躍を固く誓った。

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エース吉岡貫介投手が初マウンドに高揚、「選抜最速」より「チームの勝利」

2年ぶりに甲子園に帰ってきた大阪桐蔭。そのなかで、ひと際落ち着いた表情を見せていたのがエースの吉岡貫介投手だ。今回が初めての甲子園練習となった吉岡投手は、マウンドの感触を確かめると「すごいワクワクした。投げやすかった(デイリースポーツ)。」と笑顔を見せた。しかし、その直後には「気持ちが高ぶって、高めにいかないように抑えていきたい(デイリースポーツ)。」と、冷静にエースとしての自覚をのぞかせた。

今大会には、横浜高の織田翔希投手や山梨学院の菰田陽生投手など全国屈指の好投手が顔をそろえる。吉岡貫介投手も当然、彼らへのライバル心を抱いているが、「ライバル心はあるけど、まずはチームが勝つことが大事。」と言い切る。昨春に石垣元気投手(健大高崎)が記録した選抜最速の155キロ更新にも期待がかかるが、「そこは意識していない(スポーツニッポン)。」と断言。ストライクを先行させ、攻撃にリズムを作る投球を心がけるという背番号1の視線は、4年ぶりとなる春の頂点、そしてチームの勝利一点のみに注がれている。

“おかわりジュニア”中村勇斗選手が聖地の土を踏む、父・剛也氏の激励胸に

内野のシートノックで軽快な動きを見せたのは、背番号17をつけた中村勇斗選手だ。身長181センチ、体重90キロの恵まれた体格は、まさに父である西武の中村剛也選手を彷彿とさせる。中学3年時には世田谷リトルシニアで全国優勝を経験した実績を持つ中村選手だが、甲子園のグラウンドはやはり特別だった。「実際に立ってみて、すごいなと圧倒された(サンケイスポーツ)。」と語り、憧れの舞台に立てる喜びを噛み締めた。

父の母校だから大阪桐蔭を選んだわけではない。「今の強い大阪桐蔭を見ていて圧倒的な強さにひかれて」名門の門を叩いた中村選手。選抜出場が決まった際、父からは電話で「自分らしく頑張れ(サンケイスポーツ)。」と短いながらも温かい激励を受けた。父・剛也さんは高校3年間で一度も甲子園の土を踏むことができなかった。その事実を胸に刻む中村選手は、「父が果たせなかった分もしっかり活躍したい。」と語り、父譲りのパワフルなスイングで、勝負を決める一打を放つことを誓った。

西谷浩一監督が語る「甲子園のパワー」、九州勢に無類の強さを誇る大トリ登場

甲子園春夏最多の70勝を誇る西谷浩一監督(56)にとっても、聖地は常に特別な場所だ。練習を見守り、「やっぱりいい球場。ここで戦うためにみんな頑張ってきましたので、よしやるぞという気持ちにみんななった。」と感慨深げに語った。

大会6日目の第1試合に組まれた熊本工との初戦は、1回戦最後の「大トリ」登場となる。大阪桐蔭は過去、選抜での大トリ登場を3度経験し、そのうち2度で優勝を果たしている。さらに九州勢との対戦成績は11戦全勝と、データ上も好条件が並ぶ。しかし、西谷監督は「“吉兆”とかよく言われますけど、そんな気持ちは全くない。」と兜の緒を締める。「楽勝で勝てることはないと思う。どれだけ辛抱して粘り抜いて勝つか。」という指揮官の言葉通り、王者は慢心することなく、19日の開幕から最善の準備を進めていく。

戦う準備は整った、大阪桐蔭が狙うセンバツ最多タイ5度目の優勝

2年ぶりの甲子園帰還を果たした大阪桐蔭の目標は、歴代最多タイとなる5度目のセンバツ制覇だ。エース吉岡貫介投手がマウンドで冷静に打者を封じ、中村勇斗選手がここぞの場面で快音を響かせる。そんな理想的な展開を描きながら、ナインは「TOIN」の誇りを胸に、24日の熊本工戦へと向かう。昨年味わった「甲子園に行けない」という悔しさをバネに、一回りも二回りも成長した選手たちが、再び聖地で躍動する。153キロ右腕と、偉大な父の背中を追うスラッガー。二人のスター候補を擁する最強軍団の進撃が再び始まる。

【吉岡 貫介】 プロフィール

  • 氏名: 吉岡貫介(よしおか・かんすけ)
  • 所属: 大阪桐蔭高校(3年)
  • 出身: 大阪府
  • ポジション: 投手
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 182cm、83kg
  • 主な特徴や実績: 最速153キロを誇る、今秋のドラフト候補右腕。力強い直球と制球力の高さが魅力のエース。昨秋の近畿大会でも安定した投球を見せ、チームをセンバツへと導いた。初めて立つ甲子園のマウンドで、スピードよりも「勝つ投球」を目指す。

【中村 勇斗】 プロフィール

  • 氏名: 中村勇斗(なかむら・はやと)
  • 所属: 大阪桐蔭高校(2年・新3年)
  • 出身: 大阪府(世田谷リトルシニア出身)
  • ポジション: 内野手(三塁手)
  • 投打: 右投右打
  • 身長・体重: 181cm、90kg
  • 主な特徴や実績: 西武・中村剛也選手の長男。中学時代に世田谷リトルシニアで全国制覇を経験。父譲りの恵まれた体格と長打力を持ち、勝負強さが魅力の強打者。父が届かなかった甲子園の舞台で「自分らしい」プレーでの活躍を狙う。
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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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