夏の甲子園(2017)の見どころ~その2~ 今年のドラフト注目野手たち

峯村貴希, 増田珠, 木本凌雅, 西浦颯大, 植田拓, 永井敦士, 川村啓真, 中村奨成, 福永奨, 猪田和希, 川村友斗, 鈴木萌斗, 鵜飼航丞, 西川愛也, 伊藤康祐

夏の甲子園出場を決めた選手達、今日はこの大会の見どころその2として、注目される野手たちを紹介します。

BIG5

今大会は何といっても、東の清宮幸太郎、西の安田尚憲が出場しない大会となった。しかし、それでも寂しくないほど注目される選手達がそろっている。まずドラフト上位候補にも入ってくる選手として注目されそうなのが、横浜・増田珠選手、広陵・中村奨成選手、盛岡大付・植田拓選手、作新学院・鈴木萌斗選手、花咲徳栄・西川愛也選手のBIG5となる。

横浜の増田選手は打席でニコニコしながら相手投手を粉砕する。神奈川大会でも4試合連続ホームランで新記録となり、5本塁打で大田泰示選手と並んだ。思い切りの良いレフトポール際への打球が特徴だが、バックスクリーンから右方向にも放り込めるようになり、ドラフト1位という声も高まってきた。足と守備でも1年時から注目されているスター候補だ。

広陵の中村選手はとにかく強肩に注目され、セカンドまでの送球は見る人をホレボレさせる。打撃でも高校通算37本塁打を記録、まだ体の線も他のスラッガー選手に比べると細く、パワーという面では及ばないようにも見えるが、技術や読みでホームランを打てる。

盛岡大付の植田選手は165cm73kgという体だが、こちらはとにかくパワーがある。センバツでも甲子園球場のスタンド中段に飛び込む当たりを放っており、とにかくフルスイングからの当たりが痛烈。オリックスの吉田正尚選手の右にした感じで活躍が見込めそうだ。

作新学院の鈴木選手は足と守備が傑出している。特に足では栃木大会で8盗塁を記録、2回戦で三盗に失敗すると公式戦初の盗塁失敗となり、チームやスタンドからどよめきが起こるほど。また守備でもヒット性の当たりをファインプレーで捕り投手を助ける。そして打撃も打率.565を記録し、鋭さが増してきている。鈴木姓を持つ足、守備、打撃のそろった選手という事で、”イチロー”と呼ばれるのも不思議ではない。

花咲徳栄の西川選手は打球の鋭さを持つスラッガーながら、埼玉大会ではランニングホームラン2本という足の速さを持ち、幅の広さを感じさせるスラッガー。しっかりとしたフォームで軸で打てる選手で、横浜DeNAスカウトに「外野手なら増田か西川か」と言わしめた。

その他の注目選手

BIG5の中に割って入ってきそうなのが、明徳義塾の西浦颯大選手。1年時からとにかく注目され、派手な活躍というものがないものの、走攻守そして長打力などバランスよく成長をしている。

北海の川村友斗選手は昨年夏に甲子園でプレーし、3回戦、4回戦では2試合連続弾を放つなど、5番バッターとしてチームの準優勝に大きく貢献した。南北海道大会でもホームランを連発しておりその打撃が注目される。

中京大中京は鵜飼航丞選手が高校通算53本塁打を記録、今年3月から5月まで20本以上のホームランを放ち覚醒、U18代表一次候補にも入った。また伊藤康祐選手も足、守備に定評があり、一発もある選手としてU18候補入りしている。大阪桐蔭も3年生だけを見ても山本ダンテ武蔵選手が4番としてしっかりとした働きをし、センバツは故障で出られなかった岩本久重捕手はプロが注目をする。

秀岳館も木本凌雅選手は、やっぱり見れば本物と感じさせるスイングがあり、幸地竜弥選手、廣部就平選手のスイングも高校生とは思えない鋭さがある。鳴門渦潮は50m5秒台の1番・豊久雄友選手と、打撃と守備の良い野口智哉遊撃手がおり、軸のあるチームになっている。

神戸国際大付の猪田和希選手は兵庫大会で4本塁打を放ち、昨年秋の近畿大会でも打撃で注目されるなど、勢いに乗ったときの爆発力は半端ない。日大山形の舟生大地選手も181cmの右バッターで、逆方向にもしっかりと運べるスイングがある。木更津総合の峯村貴希選手は184cmの大型遊撃手、1年秋の明治神宮大会で大阪桐蔭の高山優希投手から先頭打者ホームランは注目された。

二松学舎大付の永井敦士選手は177cm89kgの身体でパワーある打撃を見せるが、50m5.8秒という足もある。横浜の福永奨捕手は、強肩と共に一発長打のある捕手で、また真面目に黙々とプレーしてチームを引っ張る。日本文理の川村啓真選手は1年時から4番を打った選手だが、この夏の新潟大会でも3番ライトで出場し、決勝では貴重なホームランを打っている。

仙台育英の西巻賢二選手の堅守は定評、坂井の石川雅晴捕手もチームの伝統として強肩捕手となり成長した。天理の神野太樹選手は172cm77kgと大きくないが天理のバレンティンというフルスイングからの長打を見せる。植田選手に対抗できるか。波佐見の村川大介選手も1番遊撃手としてチーム支える。

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