高校野球岩手大会の展望(2018)と注目選手:ドラフト注目度B

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夏の高校野球岩手大会が7月6日に開幕する。

昨年は、盛岡大付の比嘉賢伸選手が巨人の育成ドラフト1位で指名されたが、植田拓選手(バイタルネット)は63本のホームランを放ちプロも注目した。三浦瑞樹投手も東北福祉大に進み、1年目で大学野球選手権で登板し、侍ジャパン大学代表合宿にも参加した。

今年は来年に怪物候補がいるものの、3年生は昨年ほど注目選手はいないので、ドラフト注目度はB。

地区

昨年までは盛岡大付が、強打で県大会をほぼ総なめにしていたが、昨年秋は花巻東が優勝し、黒沢尻工が準優勝、一関学院、久慈がベスト4、今年春も花巻東が優勝し、専大北上、盛岡中央、盛岡三がベスト4に入り、混沌とした状況になっている。

他にも大船渡、一関一、伊保内、不来方などがいる。

注目選手

大船渡高校の佐々木朗希投手は、189cm81kgの右腕で最速は153キロを記録する。球の威力も伸びており、投球内容もどんどん自信をもってよくなっている。U18代表の一次候補にも選ばれ、将来は非常に楽しみだ。

その他の注目選手

花巻東は秋、春連覇、中心は紺野留斗選手で、180cm83kgの右のスラッガーで高校通算も20本を越える。50m5秒台の阿部剛士選手に主軸の川内遥人選手も打率を残して打点を残す選手。投手では2年生の西舘勇陽投手が1年時に140キロを超える球を投げ、182cmの右腕として来年が期待されている。大谷投手のように成長カーブを描いてほしい。投手では3年生にも181cmの左腕で141キロを記録する藤倉清斗投手がおり、層が厚い。

投手では西舘兄弟の兄で盛岡三の西舘洸希投手が、186cmから144キロの速球を投げ、素質十分。まだまだ伸びしろがありそうで注目される。盛岡中央の石澤優馬投手も評価型かっく、伸びるストレートで三振を奪う。専大北上は碓井康平選手がひじの故障から復活し、140キロを記録しているという。高橋郁弥投手も135キロの速球を投げる。

一関学院の滝田丞投手は178cmから力のある球を投げるが、打撃でも4番としてパワーあるスイングを見せる。花巻北の佐々木健選手は1年時から登板し、3年春に1試合18奪三振を記録、黒沢尻工の菅原大夢投手もスタミナ十分で、昨年秋は県準優勝、東北大会でも勝利を挙げた立役者。盛岡工業の田屋裕人投手も140キロの速球を投げるという。盛岡大付の松本跳馬投手は期待の左腕だったが、あまり名前を聞かなくなってしまった。

打者では盛岡中央の狩野龍矩選手が強肩外野手で広い守備範囲を誇り、また打撃でも高いアベレージを残す。盛岡中央の湊彩世捕手はセカンドまで2秒を切る肩があり、打撃が良くなれば楽しみ。花巻南の藤原宗大選手も地肩の強い強肩捕手で強打も魅力の選手。

専大北上の佐々木龍樹選手は打撃があり、パワーで外野の頭を越える打球を打つ。一関学院の夷塚郁斗選手は遊撃手として下級生時代から注目され、打撃でも勝負強いものがある。

優勝予想

盛岡大付の勢いが感じられない今年は、秋、春で優勝をしている花巻東が優勝候補となりそう。盛岡三は初戦でノーシードの大船渡と対戦、怪物を攻略できるか。盛岡大付は勝ち上がれば3回戦で専大北上と対戦する事になる。ここで勝利すれば、また勢いに乗ってくるかもしれない。

2018年度以降-高校生-岩手県のドラフト候補リスト

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