高校野球滋賀大会の展望(2018)と注目選手:ドラフト注目度B

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夏の高校野球滋賀大会が7月8日に開幕する。

昨年はドラフトで指名された選手は無し、滋賀学園の神村月光投手が高校2年のセンバツで好投を見せ、また捕手の後藤克基選手のフルスイングからの長打力で注目された。神村投手は日本大学に、後藤選手は法政大学に進んでいる。

今年は投手、野手にバランスよく注目選手がおり、ドラフトでの指名の可能性がある選手もいる。ドラフト注目度はB。

地区

昨年夏は彦根東が近江を下して甲子園に出場、秋の新チームでは近江が優勝、準優勝に比叡山、そしてベスト4に彦根東と近江兄弟社が入り、近江と彦根東がセンバツに出場し、膳所高校が21世紀枠で出場、滋賀県のチームが甲子園をにぎわせた。

春は比叡山が優勝、近江が準優勝、近江兄弟社と綾羽がベスト4に入った。他にも八幡商、滋賀学園、北大津、草津東、堅田、伊吹などが甲子園出場を争う。

注目選手

近江高校の北村恵吾選手は183cm85kgの右の大砲で、1年時から4番を任されている。ホームラン数はまだ30本未満だが、強烈な打球を見せるスラッガーで、強打の選手としてセンバツでも注目された。プロに入れても厳しい練習でも壊れなさそうな頑丈さがあり、鍛えがいがありそうな選手。

その他の注目選手

滋賀学園の宮城滝太投手は181cmの右腕で最速141キロ、2年春のセンバツで福岡大大濠を相手に好投を見せている。また今年のセンバツでは彦根東の増居翔太投手が好投、延長になってしまったものの、9回までノーヒットノーランのピッチングを見せスタンドから大きな拍手が沸いたのは記憶に新しい。プロのスカウトもプロで活躍できる投手と評価したが、増居投手は大学進学の意志を話している。

近江高校は3年生左腕の金城登耶投手はダイナミックなフォークからのキレのあるスライダーが良く、また2年生の左腕・林優樹投手は変化球を投げ分ける技巧派左腕、そして右の佐合大輔投手は143キロの力のある球を投げ、投手陣も厚い。比叡山の勝皓辰投手は175cmの左腕で、球速は140キロを記録し、春は決勝で近江を3安打1失点で完投し勝利をしている。

伊吹高校の八木健稀投手は184cmからの角度のある球を投げ、膳所の手塚晧己投手はさらに高い188cmから135キロ前後の球を投げてくる。草津東の野寄友飛投手は130キロ中盤の速球を投げる右腕でバッティングも評価が高い。橋本大樹投手は2年時から投げている投手で3年になり球威が増した。八幡商の磯貝聡克投手も2年時からエースとして投げており、経験豊富な投手。

打者では滋賀学園の光本将吾選手は182cm84kgの右のスラッガー、ハマった時の打球は圧巻もの。近江兄弟社の平井隼人選手は50m5.9秒の足があり県内屈指、積極的な走塁が注目される。彦根東の朝日晴人選手はセンバツの初戦に3安打、2回戦で2安打、3ベースヒットなど広角に打ち分けた。高内希捕手も増居投手を好リード、ノーヒットピッチングを導いた。膳所の石川唯斗選手はセンバツで1番バッターとして4打数1安打、50m6.1秒の足を夏は見せたい。綾羽の野間海斗選手は守備に定評がある

近江も良い選手が多い。家田陸翔選手はショートでしっかりと足を使ってプレーできる選手、打撃でもしっかりとスイングできる。木村龍之介は俊足のスイッチヒッターで1番を打っていたが、ケガの為、センバツでは活躍できなかった。比叡山の吉田和将選手は177cm82kgの体で投げても130キロ中盤を記録する強肩外野手、50m6.1秒の足もあり注目される。そして、2年生捕手の有馬諒選手が注目、181cmの体があり、リードやフットワークなどに1年時からプロのスカウトが評価をしている。来年はドラフト候補として何度も名前が出そうだ。

下級生では滋賀学園の2年生竹本徹投手が力強い球を投げ、エース格として活躍を見せる。また1年生の金城駿乃介投手、千葉葵投手は共に中学時代に注目されていた投手で、この春に公式戦で登板をしている。

優勝予想

センバツに出場した3校がそのまま優勝争いをする力があるが、彦根東、近江、そして比叡山は安定した力を見せ続けており優勝争いをしそう。また滋賀学園も下級生など選手層が厚く、勢いに乗ると一気に行くかもしれない。

組み合わせを見ると、ノーシードの滋賀学園が比叡山と近い所におり、早い段階で対戦があるかもしれない。またノーシードの彦根東は近江兄弟社のブロックに入り、ここもどこが勝ち上がるか。

2018年度以降-高校生-滋賀県のドラフト候補リスト

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