高校野球岡山大会の展望(2018)と注目選手:ドラフト注目度B

引地秀一郎, 井元将也, 有本雄大, 栗原大樹, 岩本皓多, 草加勝, 高城拓叶, 森下浩弥, 藤原俊也, 山下滉介, 竹井陸, 水島侑理, 河原佳生, 小引智貴, 金村尚真, 福井旦, 中山瞬, 西純矢

夏の高校野球岡山大会が7月13日に開幕します。まず、大雨による被害が大きく、被災された方には、謹んでお見舞い申し上げるとともに、早く平穏な生活に戻れるようにお祈りいたします。

昨年は創志学園の難波侑平選手が北海道日本ハムからドラフト4位で指名された。また昨年の時点で、倉敷商の引地秀一郎投手がマスカットスタジアムで154キロを出すなど注目をされていた。

今年は、引地投手が3年生となり注目される他、また来年にも怪物候補がおり、ドラフト注目度はB。

地区

昨年はおかやま山陽と創志学園が、8-8の降雨コールドで再試合となった決勝戦を戦い、おかやま山陽が9-2で勝利して甲子園出場を決めた。秋の新チームは、岡山学芸館が優勝、倉敷商が準優勝、ベスト4におかやま山陽と創志学園が入り、おかやま山陽がセンバツに出場をしている。

センバツでは乙訓と対戦し、2-7と点差をつけられて敗れ初戦敗退となってしまった。春の大会では倉敷商が優勝し、関西が準優勝、創志学園、興譲館がベスト4に入っている。

このほか、岡山理大付、玉野光南、岡山城東、作陽、倉敷工、岡山商大付、玉島商、岡山共生などが甲子園出場を争う。

注目選手

倉敷商の引地秀一郎投手は、186cm82kgの体格があり154キロの速球を投げる。昨年11月に左足を骨折したものの、股関節の柔軟性を高める取り組みなどを行い、春は昨年よりも柔らかみの出たフォームを見せた。春の県大会では、準々決勝の岡山商大戦で7回を投げて無失点、準決勝の興譲館戦では完封勝利と、2試合16回を投げて打たれたヒットは5本のみという成績を収めた。四国大会ではまだ1ランク上のチームの壁を乗り越えられていないものの、十分を試合を作れる投手になってきた。

創志学園の2年生・西純矢投手は、183cm79kgの右腕で、中学3年ですでに142キロを記録しており、高校では2年時点で147キロを記録している。U18代表一次候補にも入り、高く評価をされている。この夏の投球は非常に注目で、来年は及川雅貴投手、佐々木朗希投手などに並ぶ投手になりそうだ。

その他の注目選手

創志学園の中山瞬選手は、ショート、外野を守り、打撃でもセンスの高さを見せるが、リリーフで登板して147キロの速球を投げる。180cm82kgの体格もあり、創志学園の選手らしい、身体能力に優れた選手。今後、どのように成長していくのかも楽しみ。関西高校の福井旦選手も、1年生からショートを守り注目されている選手で、パンチ力、走力も優れている。また投げても142キロを記録し、こちらもアスリートとして注目される選手。

おかやま山陽の有本雄大投手は、昨年夏に決勝再試合を経験し、秋も12試合すべてに登板するなどスタミナと安定感十分の投手。ただし評価をするにも、センバツで6回6失点が重くのしかかる。甲子園に出場してこの記録を打ち消す成績を残したい。岡山学芸館の金村尚真投手は、173cmとやや小柄だが最速145キロを記録する。キレの良いストレートは注目されている。また左腕の倉川太輝投手も135キロのストレートを動かす投手でスライダーも良い。

倉敷商の小引智貴投手は、引地投手のいるチームで安定感が評価されエースとして投げる。岡山商大付の河原佳生投手はキレの良い球とテンポがよい。また打撃も定評がある。

野手では中山選手や福井選手のほかに、おかやま山陽の井元将也選手も長打力があり、センバツでは第1打席でホームランを打った。投げても130キロ中盤を記録し足もある選手で注目される。津山商の水島侑理選手は、柔らかい打撃打率4割前後を打ち、また19本塁打のパンチ力もある。関西高校の竹井陸選手はショートに守備の評価が高く、打撃も痛烈な打球を左右に打つ。

岡山理大付の山下滉介選手は178cmの右のスラッガーで、打球を遠くに飛ばす。倉敷商の中江悠太選手は1番バッターとしてチームを引っ張る。創志学園の藤原俊也選手は多くの速球派投手の球を受けて磨かれてきた捕手。岡山商大付の小川愛喜選手も選球眼がよく、足の速い選手とのこと。おかやま山陽では、小野剛昌選手が171cmの右打者だが、2ベースヒットなど長打も打ち、打率も2年秋に5割越え、森下浩弥選手は178cmの左打者で長打力が注目されているが、センバツではリリーフ投手として3回を投げ1失点。

そして下級生にも逸材がそろう。関西の栗原大樹選手は今年春の決勝で先発し144キロを記録した。創志学園の草加勝投手も145キロを記録し、西投手のライバルとなっている。岡山南の高城拓叶投手も181cmの身長がありすでに142キロを記録している。また関西の岩本皓多選手は172cmと小柄だがとにかくスイングが大きく、当たったら逆方向でも運んでいく。林野高校の唐澤賢汰捕手はセカンドまで2秒を切る肩があるようで期待したい。

優勝予想

夏、春と2大会連続甲子園出場の経験があるおかやま山陽に、抜群の身体能力軍団がそろう創志学園、関西、そして倉敷商、非常にハイレベルな戦いとなる一方、粗い戦いにもなりそうで、試合巧者のチームが最終的に勝ち上がるか。

組み合わせでは、創志学園が次戦で玉野光南と当たる可能性があり、倉敷商はおかやま山陽と同じブロックとなった。スキのない野球をできる所まで磨かれているか注目したい。

高校生の熱くて必死なプレーが、地域に勇気を与えてくれる。岡山県を大いに盛り上げてほしい。

2018年度以降-高校生-岡山県のドラフト候補リスト


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