飯田晴海投手が7回完封、吉田雄人選手が3打数2安打2打点、18Uワールドカップその他の活躍した選手

園部聡, 若月健矢, 吉田雄人, 飯田晴海

 18Uワールドカップ、日本代表チームはWヘッダーのメキシコ戦を11-0、ベネズエラ戦を7-0で勝利し2次リーグ進出へ大きく前進した。

 メキシコ戦では常総学院の飯田晴海投手が先発し130km/h台のストレートだったが、90km/h台のカーブにスライダー、チェンジアップ、ツーシームをコントロールして投げ分け、わずか4安打に抑えて完封した。甲子園で3試合連続完投した投球術が国際舞台でも光った。飯田投手は「一球の甘さで試合が変わってしまうので、低めに投げた。いい経験になった」と話した。

 まだメキシコ戦では1番の吉田雄人選手が3打数2安打2打点と活躍を見せた。1回にライト戦に3ベースヒットを放つと2回には満塁の場面でライト前にタイムリーを放った。初戦の台湾戦ではバットに当たらずに苦労したが、試合後にチームメイト達から「右腰が逃げている」と指摘され、この日の活躍につながった。素晴らしいチームプレーだ。

 ただし2本ともしっかりとしたスイングでライトに引っ張った打球で、主軸やその後で強い打球を期待したいタイプだと思う。2戦目は2打席でノーヒットとなり、熊谷敬宥選手が代打に送られて交代した。

 5番の園部聡選手は1戦目で5打数ノーヒットに終わったが2戦目で2点タイムリーヒットを放ち、「いい場面で打てて良かった。逆方向に強く打とうと思った」「結果を出せていなかったので」と何とか結果を出した事に安心していた。

 また台湾戦では登場しなかった若月健矢選手が、メキシコ戦で代打で出ると初球をヒット、続くベネズエラ戦でも代打で出場し初球をヒットにするなど、積極性とセンスを見せ付けた。捕手は森選手が最後まで務めるが、代打やDHでの活躍が期待できそうだ。

 将来の日本野球を明るくしてくれそうな選手達が活躍を見せている。本当にうれしい事だ。

飯田 多彩変化球でメキシコ翻ろう  - スポーツニッポン:2013/9/3

 先発の飯田が4安打完封。多彩な変化球で緩急をつける右腕は「見せ球に使った」という130キロ台の直球に、90キロ台のカーブ、チェンジアップ、スライダー、ツーシームを織り交ぜ、的を絞らせなかった。

 大振りしてくるメキシコ打線に制球を重視し1死球のみ。「一球の甘さで試合が変わってしまうので、低めに投げた。いい経験になった」と喜んだ。

 吉田雄人外野手(北照3年)がメキシコ戦に「1番・右翼手」で先発出場し、3打数2安打2打点の活躍を見せて11―0の7回コールド勝ちに貢献した。2戦連続でスタメンに名を連ねた道産子リードオフマンが、メジャーや日本のプロ野球スカウトも視察する中、世界の舞台で持ち味を発揮した。

 吉田は1回、106キロのスライダーをとらえ、右翼へ三塁打を放った。無死一、三塁となり、3番・森友哉捕手(3年)の左前適時打で生還。先制ホームを踏んでチームを勢いづけた。

 2回には1死満塁のチャンスで126キロの直球をたたき、右前へ2点適時打。1日の初戦・台湾戦は4打数1安打3三振だっただけに「チームは勝っても自分は悔しかった。初回に結果を出せて良かった」と語った。結局、四死球を含め4度の出塁。1番打者としての役割を全うした。

 修正能力の高さも発揮した。1日の試合後は「バットに当たらなくてストレスがあった」と言う。そこでチームメートたちが「右腰が逃げている」とアドバイス。すぐさまスイングを修正し、活躍につなげた。

 5番・園部が5回2死一、三塁から右中間を破る適時二塁打を放った。

 「いい場面で打てて良かった。逆方向に強く打とうと思った」と喜んだ。昼のメキシコ戦は無安打で、11得点した打線で蚊帳の外に置かれたが夜の試合では2打点。小さく構えてコンパクトに振り抜いたことが奏功し「結果を出せていなかったので…」と胸をなで下ろした。


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