【更新】ニューヨークヤンキースが加藤豪将選手を2順目(66番目)で指名

メジャーリーグ

 MLBの2013年ドラフト会議が6月6日~8日の間で行われているが、ニューヨークヤンキースがラウンド2(2順目)でRancho Bernardo高校の加藤豪将選手を指名した。

 加藤選手はセカンドを守る188cm82kgの選手で守備の評価が高く、また打撃では高校通算20本塁打、打率.413、102打点を記録している。打撃についてはカノーとイチローを併せ持つと本人も話している。肩はそれほど強くなく、高校に入学してからはショートとともに主にセカンドを守るようになっている。

 両親は日本人で東京出身で幼少時にアメリカに移った。日本のドラフト会議の規約では日本の中学・高校・大学に在籍していなくても日本国籍があれば指名可能となる。東京生まれという事で日本国籍は持っていると見られ、日本のドラフト会議でも指名される可能性がある。

 UCLAへの進学の可能性もあったが、ヤンキースからの2順目指名という高い評価で本人も入団に前向きなコメントを出しているとの事。日本のドラフトが行われる10月までにはヤンキースへの入団が決まっていそうだ。

 ドラフト会議については、田沢純一投手が日本のドラフトを拒否してメジャーに挑戦し、昨年の大谷翔平選手のように、ドラフトの目玉の高校生がメジャー挑戦を表明し、そして今度はアメリカ在住の日本人がメジャーのドラフトで指名される。毎年、徐々にドラフト会議に関する周りの環境が変化しているように見える。

 そして今、メジャーリーグのスカウトは済美高校の安楽智大投手に注目している。今年だって何が起こるかわからないが、来年のドラフトは、ひと波乱あるかもしれない。また、メジャーリーグが企画する世界ドラフトも2014年は見送られたが計画は着々と進んでいるように思える。

ヤンキースが日本人のカトウ内野手を指名  - ニッカンスポーツ・コム:2013/6/7

 ヤンキースが6日(日本時間7日)、ドラフト会議で日本人内野手を指名した。

 カリフォルニア州のランチョ・バーナード高校のカトウ・ゴウスケ内野手(18)で、2巡目指名(全体66番目)。両親とともに幼少時に米国に渡り、リトルリーグから米国でプレーした。今季は33試合で打率3割5分5厘、11本塁打、31打点をマークし、ローリングスの全米ナンバー2チームに選出された。

 ヤンキースのアマチュアスカウト担当デーモン・オッペンハイマー副社長は「我々はドラフト2巡目でこの選手を指名できて興奮している」と、球団を通じてコメントを発表した。

 大リーグのドラフト会議が6日(日本時間7日)始まり、ヤンキースが日本人高校生をドラフト2巡目(全体66番目)で指名した。米カリフォルニア州の名門ランチョ・バーナード高の加藤豪将(ごうすけ)内野手(18)で、日本人選手がドラフト上位で指名されるのは史上初めて。守備力と俊足が高く評価された。憧れのイチロー外野手(39)が所属する名門球団からの指名。加藤はスポニチの取材に応じ、喜びを語った。

 3日間の日程で行われる大リーグのドラフト会議。加藤は、サンディエゴの自宅で中継をテレビで見ていた。ソファに腰を掛け、くつろいでいると、突然自分の名前がアナウンスされた。しかも、指名したのはワールドシリーズ制覇27度を誇る名門ヤンキースだった。

 「翌日の指名に期待しようと諦めかけていたら名前が呼ばれて…。その直後にヤンキースから電話ももらいました。本当にうれしいです」

 1メートル88の大型二塁手。アスレチックスのビリー・ビーンGMや08年ワールドシリーズでMVPに輝いたフィリーズの左腕ハメルズらを輩出し、「ザ・ファクトリー(大リーグの養成工場)」と呼ばれる名門ランチョ・バーナード高に通う最上級生だ。今季はリーグ戦で35試合に出場し打率・429、10本塁打、32打点の成績を残した。

 生まれは東京だが、両親の仕事の関係で00年7月に米国に移った。野球を始めたのは6歳のとき。7歳だった02年7月4日に家族でシアトルへ出掛け、マリナーズ戦を観戦した。その時に目の前で躍動していたのがイチローだった。「イチロー選手は他の選手を圧倒していた。凄く感動しました」。右打ちだったが、イチローをまねてすぐさま左打ちを取り入れて両打ちに。現在は左打ち一本で勝負している。

ヤ軍ドラ2巡目は日本人高校生!加藤豪将内野手  - サンケイスポーツ:2013/6/8

 名門・ヤンキースが、ドラフトで日本人高校生の獲得に動いた。大リーグのドラフト会議は、原則として前年の勝率の低い球団から指名する「ウエーバー方式」で、3日間の日程で行われる。その初日。ヤ軍が加藤を何と2巡目でサプライズ指名した。

 「自宅のソファに座って指名されるのを待っていた。ヤンキースと知って最初、言葉がでなかった」

 右投げ左打ちで、イチローの打撃フォームを参考にしているという加藤は地元紙の取材で喜びを爆発させた。地元高校のリーグ戦では33試合で打率・355(110打数39安打)、11本塁打、31打点、10二塁打。米ローリングス社の2013年全米選抜セカンド・チームに選出され、パドレスやアスレチックスなども密着マークをしていたという。日本では、日本ハムD1位・大谷(花巻東高)、阪神D1位・藤浪(大阪桐蔭高)と同じ1994年生まれの“黄金世代”だ。

ヤ軍ドラ2巡目は日本人高校生!加藤豪将内野手  - サンケイスポーツ:2013/6/8

 名門・ヤンキースが、ドラフトで日本人高校生の獲得に動いた。大リーグのドラフト会議は、原則として前年の勝率の低い球団から指名する「ウエーバー方式」で、3日間の日程で行われる。その初日。ヤ軍が加藤を何と2巡目でサプライズ指名した。

 「自宅のソファに座って指名されるのを待っていた。ヤンキースと知って最初、言葉がでなかった」

 右投げ左打ちで、イチローの打撃フォームを参考にしているという加藤は地元紙の取材で喜びを爆発させた。地元高校のリーグ戦では33試合で打率・355(110打数39安打)、11本塁打、31打点、10二塁打。米ローリングス社の2013年全米選抜セカンド・チームに選出され、パドレスやアスレチックスなども密着マークをしていたという。日本では、日本ハムD1位・大谷(花巻東高)、阪神D1位・藤浪(大阪桐蔭高)と同じ1994年生まれの“黄金世代”だ。

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