インディアンスの村田透投手がルール5ドラフトのプロテクトに登録されず

メジャーリーグ

2007年に巨人の大学社会人ドラフト1位で指名され、2010年に戦力外通告となったもののその後にインディアンスとマイナー契約をし、今年6月にメジャーリーグでデビューした村田透投手だが、MLBのルール5ドラフトのプロテクトに登録されず、ルール5ドラフトでの指名や日本球界復帰の可能性がるという。

村田透投手

村田投手は大体大出身で、大学時代は3年時の大学野球選手権で4勝0敗、防御率0.48を記録してチームを優勝に導きMVPを獲得、2007年の大学社会人ドラフトで巨人から1位指名された。しかし巨人では2008年から2010年まで3年間で1軍登板を果たせずに2010年オフに戦力外、トライアウトを受けたものの日本のプロ野球から声はかからなかった。

しかしそのトライアウトを視察していたインディアンスのスカウトの目に留まりマイナー契約を結ぶと、2012年には3Aに昇格、2013年~2014年は2Aと3Aを行き来したが、2015年にインディアンスがダブルヘッダーの試合をするのに合わせてメジャーに昇格し先発をした。結果は3回1/3で4安打5失点といまいちだったが、日本で1軍登板ができなかった投手がMLBでの登板を果たした。

その後3Aに降格をしたものの、3Aでは15勝4敗、防御率2.90の成績でインターナショナルリーグ最多勝となった。

 

ルール5ドラフト

アメリカではマイナーで埋もれている選手を活性化させるべく、4年から5年以上マイナーでプレーしている選手をドラフトするルール5ドラフトという制度がある。今年は12月1日に行われるが各チームはまず他球団に出したくない選手40人をプロテクトすることができる。プロテクトリストの締め切りが11月20日までだったが、村田投手はその枠に入らなかったことが分かり、ルール5ドラフトで指名される可能性がある。

インディアンスは来年もマイナーでプレーし、メジャー昇格を目指す選手として考えているようだが、来年オフには村田投手がマイナーFAの資格を獲得するため、保有権のある今年のうちに日本球界などから話しがあれば交渉に応じる構え。

現在、阪神など複数球団が調査をしているようで、日本球界復帰もあるかもしれない。日本でチャンスをつかめなかった投手がアメリカでサバイバルの中で一生懸命プレーを続けている。野球に対する思いが伝わってくるようだ。

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マイク・シャーノフGMは「3Aで投げ、必要な時に昇格して穴を埋めてくれた。来季も同じ役割を期待する」と説明し、メジャーの構想には入っていない。村田は来オフには米6年目を終えマイナーFAとなる。球団側は保有権が残りトレードマネーが生じる今オフのうちに、日本球団などから話があれば応じる構え。阪神など複数球団が獲得調査を進めており、日本球界復帰の可能性も残されている。

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