ルーキー選手、初のキャンプインへ

ルーキーニュース

 プロ野球12球団は今日からキャンプがスタートする。昨年のドラフト会議で指名されたルーキー選手にとって、プロ野球選手としての戦いが始まる。

1軍キャンプスタートのルーキーは30人

 今年のキャンプではルーキー選手は30人が1軍キャンプでスタートする。最も多い球団は中日の8人、横浜DeNA、東北楽天、千葉ロッテ、オリックスが4人となっている。中日は昨年のドラフト会議で大学・社会人の選手を9人指名しており、レギュラー陣に刺激を与える、または入れ替えを行う意思が見える。

 逆に全員2軍キャンプスタートとしているのは、東京ヤクルト、北海道日本ハム、埼玉西武、北海道日本ハム、福岡ソフトバンクの5球団で、東京ヤクルトは真中監督がルーキー全員2軍スタートの方針を決め、ドラフト1位で即戦力左腕の竹下真吾投手も含めて2軍キャンプからスタートする。

 北海道日本ハムは昨年に続き全員が2軍スタートキャンプとなった。チーム方針もあるが、ドラフト1位で即戦力とみられる有原航平投手は昨年痛めた右肘の影響があり、ドラフト5位の瀬川隼郎選手以外は清水優心選手、浅間大基選手など高校生が多かった。

 

高校生ルーキーは安楽投手のみ

 高校生ルーキーでは、東北楽天の安楽智大投手のみが1軍キャンプスタートとなった。昨年は東北楽天の松井裕樹投手と横浜DeNAの関根大気選手の二人だった。

 安楽智大投手も昨年痛めていた肘の不安もあるが、既にブルペンで強い球を投げている。ただし大久保監督が、「手元に置いてコントロールしたい」と近くに置いて、オーバーペースにならないように監視する意味合いもあるようだ。

 肘の故障の影響が無ければ、昨年の松井裕樹投手以上に即戦力として活躍できるとみられる安楽投手、注目度も高くなるだろうが、ペースを守りながら3月の開幕まで1軍に残ッていることを期待したい。

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この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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