2017年新人王予想(セリーグ編)

2016年の新人王予想では、セリーグは東京ヤクルト原樹理投手、パリーグは埼玉西武・多和田真三郎投手と予想しましたが、結果はセリーグが阪神の高山俊選手、パリーグが北海道日本ハムの高梨裕稔投手となり、両リーグとも外しました。懲りずに今年の新人王も予想してみます。

セリーグ

昨年は野手の高山俊選手が獲得したものの、野手で1年目を通して活躍するのは難しく、投手の方が有利なのは変わらない。まずはその投手の候補から挙げてみると、中日の柳裕也投手と広島の加藤拓也投手は大本命のトップ2という事になる。加藤投手は東京六大学通算26勝、柳投手は23勝だったで、加藤投手は春4勝、秋6勝、柳投手は昨年春6勝、秋5勝と五分五分。1年間を通すスタミナもある。また、柳投手はカーブやコントロールは良いものの球威は140キロ前半の球、加藤投手は球威は140キロ後半から150キロクラスがあるがコントロールがややアバウト、という課題もある。

こうなると、あとはチーム状況で機会が得られるかというところだが、中日は昨年は最下位に沈み、先発投手にも穴があった。先発として登板のチャンスは非常に多く、また投手に有利と言われるナゴヤドームを本拠地としているのも良い。ナゴヤドームのマウンドが合うかなどの条件もある。一方、昨年優勝した広島も投手では野村投手、ジョンソン投手、黒田投手は2ケタ勝利していたが、黒田投手が引退し先発に大きな穴が空いた形となっている。大瀬良大地投手や岡田明丈投手、九里亜蓮投手、薮田和樹投手といった投手陣がいるものの、加藤投手は肩を並べるくらいの強い球を投げられる。また強力打線の援護があるのも大きい。

この他の候補としては、東京ヤクルトの寺島成輝投手と星知弥投手も有力候補となりそう。寺島投手は真中監督が開幕ローテーションでの起用を考えており、自主トレからキャンプ、そしてオープン戦を乗り切れば先発のチャンスをつかむこと有力となっている。ただしやはり高校出身投手で、1年間を投げ切る体力があるかどうかは不安な点もある。星投手は慶大・加藤投手くらいの球威を持ち、秋の明治神宮大会での状態を見ると佐々木千隼投手クラスの球威もあった。制球難やそのストレートでなかなか打ち取れないなどの心配も小さくなっている。ただしリリーフタイプというところもあり、先発として起用されるかは微妙な状況。

他にも阪神の小野泰己投手、横浜DeNAの濱口遥大投手、水野滉也投手、巨人の畠世周投手、谷岡竜平投手、池田駿投手、広島の床田寛樹、中日の笠原祥太郎投手など候補として挙げられる投手が多い。新人王はやはり先発で登板した投手が有利であることが多く、この中で先発として起用されそうなのは、小野投手、濱口投手、谷岡投手、池田投手、笠原投手、その中で小野投手と濱口投手は年間を通して考えると投球にムラがある。谷岡投手、池田投手、笠原投手は力としてやや劣る感じ。

野手では巨人の吉川尚輝選手と中日の京田陽太選手が有力だろう。吉川選手はセカンドの候補として、京田選手はショートとしてすぐに守れる能力を持っている。しかし吉川選手は片岡、クルーズなどの選手とポジション争いが厳しく、今年1年間で見ると年間100試合を出場するのがやっとというところか。中日はショートで伸び悩む選手が多く、京田選手は1年間守り通せるかもしれない。しかし、昨年秋の調子は良かったとはいえ打撃の課題がある。魅力の一つである足で、盗塁王を争うところまでいかなければ新人王には届かないか。

ということでセリーグの新人王候補

本命:柳裕也(中日)

対抗:加藤拓也(広島)

大穴:京田陽太(中日)、寺島成輝(東京ヤクルト)


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