愛知学泉大・伊藤弘夢選手、横浜DeNAの入団を夢に浪人へ

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愛知学泉大の伊藤弘夢選手は、少年時代の夢をかなえるため、横浜DeNA入りを目指しアルバイトをしながら来年の入団テストを目指す。

鈴木尚典選手

愛知学泉大の伊藤弘夢選手は、少年時代に横浜ベイスターズの鈴木尚典選手からサインをもらい、その時から横浜は大ファンになった。そして2009年3月に鈴木選手の横浜スタジアムで行われた鈴木選手の引退試合を見に行くと、ホームランが観戦していた席のすぐ近くに飛び込み、ベイスターズに入団するという思いが強くなった。

そして伊藤選手は周囲の反対を押し切って横浜高校に進学し、1年春からベンチ入りをするなど期待をされた。しかし、その後すぐに退部する事となり夢をあきらめかけたが、渡辺監督が野球部の練習が終わった後、夜中の打撃練習場で伊藤選手に練習する機会を与え、指導もしてくれたという。その後、2年の秋ごろから野球部に復帰すると、11月の練習試合で11打数8安打を打ち、3年春には背番号13をつけてセンバツに出場、1回戦で代打で出場しタイムリー2ベースヒットを打った。当時のエースは柳裕也投手だった。

伊藤選手はその後、地元名古屋の愛知学泉大へと進む。そして野球部でレギュラーとなると、2016年夏には明治大と練習試合を行った。明大は控えメンバー主体だったものの、伊藤選手は5番ライトで出場し先制タイムリー2ベースなど3打数3安打を記録し、明大は登板予定のなかった柳投手をブルペンに向かわせたという。試合は4-13で大敗したものの、柳投手に成長した姿を見せた。

ドラフト会議では伊藤選手もプロ志望届を出したものの、横浜DeNAからの指名はなかった。柳投手はその横浜DeNAからも1位指名されたが、逆に名古屋の中日が交渉権を獲得した。

伊藤選手は社会人、クラブチーム、独立リーグなどの選択肢があったが、「やっぱりベイスターズに行きたい」と、名古屋の「バッティングららら港店」でアルバイトをしながら打撃を磨き、今年の入団テストを受験するという。

多くの支えがあり、そして夢を強く信じている伊藤選手、今年、その夢が叶う年になるように応援したい。

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進路に社会人やクラブチーム、独立リーグ入りを勧める声もあったが、大学進学後に渡辺監督を通じてプレゼントされていた鈴木尚典さんのバットで素振りをして迷いが消えた。「やっぱりベイスターズに行きたい―」。社会人チームに所属すれば、プロ入り解禁は早くても2年後になる。そこで、名古屋市の「バッティングららら港店」でアルバイトをしながら、来年の入団テストを受験する道を選んだ。

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