横浜DeNA、ドラフト4位・三上朋也投手に期待が集まる

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 横浜DeNAの中畑監督は横浜市の林市長を訪問し、今年のチーム状況などを説明した。FAで獲得した久保康友投手やトレードで獲得した高橋尚成投手のほかに名前が挙がったのが、ドラフト4位の三上朋也投手だった。

 

都市対抗で好投

 三上朋也投手はJX-ENEOS出身で、都市対抗では横浜市として出場して一昨年、昨年と2連覇を達成している。林市長は都市対抗の決勝戦に駆けつけ、そこで投げていたのが三上朋也投手。JR東日本の吉田一将投手との投げ会いで、6回2/3を3安打4奪三振1失点にまとめて優勝に貢献した。

 2012年の都市対抗決勝でも同じカードの対戦となり、三上朋也投手と吉田一将投手が共に大学卒1年目で先発を任されると、三上投手は3回3失点で降板、吉田一将投手は6回途中まで1失点に抑えていた。試合はその後JX-ENEOSが逆転し優勝したが、内容では吉田一将投手の方が上だった。それから1年後にリベンジをした形になる。

 「彼がベイスターズのユニホームを着るということで、非常にワクワクしているんですよ」と林市長からも期待を受けている三上投手、中畑監督も「彼が先発に食い込めば、ベテランと若手がいいバランスになる」と話している。

 

法政大トリオ

 三上投手は県岐阜商出身で、法政大では190cmから投げ下ろす投手として東京六大学で通算10勝、特に大学4年時に春秋で8勝4敗とエース格の活躍を見せた。1年先輩には加賀美希昇投手(2010年横浜ドラフト2位)、1年後輩には三嶋一輝投手(2012年横浜DeNAドラフト2位)がおり、法大の歴代エースが横浜DeNAで再び集まる形となった。

 ドラフトでは順位も指名年も一番下になってしまったが、二人には負けられない。特に大学で後輩だった三嶋一輝投手は昨年6勝を挙げており、まずは1年目でローテーションに入り、その勝ち星を超えたい。順位でも入団年でもなく通産勝利数や年俸で二人と争っていく。

 

 林市長は、三上が先発した優勝に導いた昨年7月の都市対抗決勝(対JR東日本)を東京ドームで観戦。「彼がベイスターズのユニホームを着るということで、非常にワクワクしているんですよ」と期待した。中畑監督も「いい投手です。彼が先発に食い込めば、ベテランと若手がいいバランスになる」と応じた。

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