横浜DeNAの社会人出身3投手がそろい踏み

横浜DeNAルーキーニュース

 横浜DeNA・中畑監督のルーキー3投手に対する期待が高まっている。この日は社会人出身でドラフト1位の柿田裕太投手、ドラフト2位の平田真吾投手、ドラフト4位の三上朋也投手がフリー打撃に登板し、初の実践的な投球を見せた。

 

平田真吾投手、三上朋也投手に絶賛

 平田投手は黒羽根選手に20球、同じルーキーの嶺井博希捕手に21球を投げて、ヒット性の当たりはわずか3球とダイナミックなフォームと抜群の球威を見せた。これに中畑監督は「ストレートもいいし、フォークがしっかりとコントロールできてる。」と評価し即戦力はもちろん、先発としてもスタミナをつけて欲しいと、先発で使う事も示唆した。

 また三上朋也投手は筒香選手、高城選手に49球を投げてヒット性の当たりは8本とまずまず。しかしスリークォーターでもやや上から投げる速いストレートはナチュラルに曲がり、やや下から投げる変化球は左打者のインコースに食い込んでいく。

 大学時代は190cmの長身で上から投げ下ろしていたが、「打者が嫌がることを求めたら、このスタイルになりました」と社会人で大きく変貌しプロ入りの道を開いた投球スタイルで勝負する。中畑監督は「左バッターの外角、クセ球のせいですごく遠くに見えるけどストライクだった。あれ手がでないよ。」と話し、リリーフを中心に起用する事になりそうだ。

 

柿田投手も実戦で評価上げる

 平田投手の球威や三上投手のクセ球はブルペンでも評価を上げていたが、ドラフト1位の柿田裕太投手動くストレートは実践でなければ評価が分からなかった。この日は柿田投手もフリー打撃に登板し、韓国からキャンプに参加している姜正浩選手に28球、白崎浩之選手に19球を投げると、ヒット性のあたりは7本だった。

 しかしストレートで空振り三振や詰まらせてバットを折るなど、そのカット気味に動くストレートで川村投手コーチが「一番不安視していたけど、思いのほか良かった。」と安心させた。東京ヤクルトの小川泰弘投手のように、足を大きく上げて体重を乗せるライアン投法が持ち味。安定感のある下半身からの重くて動く速球は期待できそうだ。

 

  この日は、柿田と2位の平田真吾投手(24)=ホンダ熊本=、4位の三上朋也投手(24)=JX―ENEOS=が、フリー打撃に初登板した。第2クール初日から猛アピール。川村投手コーチは「3人が3人とも、いいものを見せてくれた。うれしい悩みが増えましたね」と仕上がりを評価した。

 現段階では3人とも先発候補として見込んでいるため、首脳陣は今後の調整法を本格的に構想。他の投手陣と兼ね合いがある中で、日本ハム戦に同日登板させる方向となった。練習試合とはいえ、本気で優勝を狙うDeNAの“開幕戦”。川村コーチは「3人には同じようにチャンスを与えたい」と説明した。

 とりわけ光ったのは柿田だ。手元で微妙に動く直球を軸に、昨年のWBC韓国代表で宜野湾キャンプに招待参加している姜正浩内野手(26)=韓国・ネクセン=から空振りを奪った。白崎のバットも折り、2人に対して47球で安打性は10本。ドラフト1位らしく「まだ実戦に入ってないし、これからだと思います」と力を込めた。

  昨年3月のWBC韓国代表で、招待選手として参加している姜正浩(カン・ジョンホ)から直球で空振りを2つ奪い、フォークで白崎のバットをへし折った。これには中畑監督も「直球に強い打者(姜正浩)から、球種が分かっているのに空振りを取った。“ハマのライアン”で良いんじゃない。略してハマライ。ハマらんな~」と喜んだ。

 ブルペンは低評価だったが、実戦向きであることを示した。不規則な回転の直球が手元でスライドしたり沈むくせ球。社会人1年目に右肩痛をかばい、サイドに近いスリークオーターから「もうこれしかなかった」とオーバースローに改造したことで、打者が嫌がる「汚い直球」が生まれた。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
ドラフト会議ホームページ2020 Draft home page

コメント