横浜DeNA、育成ドラフト2位の萬谷康平投手を支配下登録へ

横浜DeNAルーキーニュース

 横浜DeNAは昨年の育成ドラフト2位で指名した萬谷康平投手を支配下登録する可能性が高くなった。イースタンリーグの東京ヤクルト戦で先発し5回1失点、最速147km/hを記録し視察した中畑監督も「1軍で使えると思った」と評価、支配下登録で即1軍昇格の可能性もある。

 

クラブ野球出身

 萬谷康平投手は阪南大高校から阪南大、そしてシティライト岡山でプレーした後、クラブチームのミキハウスREDSでプレーしていた。ミキハウスREDSでは元福岡ソフトバンク、千葉ロッテの山田秋親投手と共に投げて成長すると、昨年は補強選手として都市対抗で登板し、また全日本クラブ野球選手権でも準優勝に貢献するピッチングを見せた。

 ドラフト会議では育成ドラフト2位で横浜DeNAに指名されると、オープン戦で好投を見せるなど早くから支配下登録の可能性を示唆されていた。185cmから投げ下ろす伸びるストレートは、非常に評価が高い。

 

育成ドラフト

 育成ドラフトからは2010年に福岡ソフトバンクの育成ドラフト4位で指名された千賀滉大投手が、昨年は150km/hを超すストレートとフォークボールで活躍し話題となった。また東北楽天の2012年育成ドラフト1位・宮川将投手は、2013年に支配下登録するとすぐに1軍で勝利し、日本シリーズでも登板するなど一気に駆け上がった。

 横浜DeNAはFAなどで先発投手陣を補強したものの、チームはけが人もあり最下位に沈む。ドラフト1位の柿田裕太投手がドラフト2位の平田真吾投手がケガの為調子を崩し、投手では三上朋也投手がリリーフで無失点を続ける好投を見せているが、まだ初勝利は誰もしていない。

 育成ドラフト2位の萬谷投手が即1軍昇格し先に1勝を挙げるかもしれない。

 

万谷支配下へ、キヨシ使える - スポーツ報知:2014/4/26

 

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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