DeNA、東克樹投手が上茶谷大河投手を新人王に導く

横浜DeNAルーキーニュース

DeNAで今年新人王を獲得した東克樹投手が、ドラフト1位ルーキーの上茶谷大河投手の運転手を務める。ドラフト1位選手の運転は、DeNAの伝統となっている。

伝統の運転手リレー

昨年は濱口遥大投手が10勝を挙げたが、その濱口投手は一昨年のドラフト1位・今永翔太投手が、横須賀にある選手寮から横浜スタジアムへの車の運転手を務め、車内で先輩としてのいろいろなアドバイスを送っていた。そして今年は、濱口投手が東克樹投手の運転手を務め、東投手は11勝を挙げて新人王を獲得した。

その東投手は「来年は僕が、かみちゃの運転手をやります」と話し、ドラフト1位ルーキーの上茶谷大河投手の運転手をすることを表明、「伝統なので。濱口さんからいろいろな話を聞かせてもらった」と感謝を述べた。上茶谷投手と東投手は大学時代から面識があり、上茶谷投手は「東さんがいるのは心強い。いろいろな話を聞かせてもらいたい」と話した。

横浜DeNAのドラフト1位ルーキー投手は、今永投手が8勝、濱口投手が10勝、東投手が11勝を挙げている。上茶谷投手がその流れで12勝を以上を挙げられるか、そして今年不調だった今永投手、濱口投手が復調を見せれば、ドラフト1位ローテーションで50勝も期待できる。

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球団では、2年目の選手とルーキーが横浜スタジアムから横須賀市内の2軍施設まで一緒に車で「通勤」する伝統がある。今年は浜口が東を、昨年は15年ドラフト1位の今永が浜口をマイカーで送り迎えした。この行き帰りの車中の会話が、近年の新人投手の活躍を支える。「野球の会話をすることは少ないけど、浜口さんからいろいろな話を聞かせてもらった」と東。年の近い先輩からプロ生活についてレクチャーを受ける貴重な時間となっている

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