DeNAドラフト3位ルーキー・大貫晋一投手が開幕ローテーション入りへ

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横浜DeNAのドラフト3位ルーキー・大貫晋一投手が、広島とのオープン戦で先発すると5回無失点に抑え、開幕ローテーション入りへ近づいた。

キャンプ当初はそれほどでもなかった、評価上昇

大貫晋一投手はこの日、広島とのオープン戦で対外試合初登板をした。これまではドラフト1位ルーキーの上茶谷大河投手に続いて2番手で投げていたが、この日、初めて先発をした。

その大貫投手は、5回でヒット5本、四死球も4つ与えるピッチングだったが、得意のフォークや味方のファインプレーがあり5回無失点という結果を残した。ルーキーだが大学から社会人を経てプロ入りした経験があり、インコースへの攻めの投球もあれば、ランナーを背負ってから変化球を増やし、一つ一つ打ち取った。

ラミレス監督も「彼は1年目だからルーキーだが、ルーキーとは思えない振る舞い、セルフコントロールが素晴らしい。」とピンチでも落ち着いた投球を評価した。そして「キャンプで打撃投手をしたときはローテーション争いに入るとは思わなかった」と最初の評価はそれほどだったことを明かしたうえで、「ゲームで投げるたびに安定度が増している。ローテーション入りに向けて忘れることができない投球となった」と高く評価した。

DeNAでは先発を争っていた石田投手が故障で離脱し、京山投手が大量失点をして2軍に合流した。また右の先発候補だったバリオス投手が今日から2軍に合流することが発表された。開幕は今永投手が有力で、濱口投手、ルーキー・上茶谷投手と続き、飯塚投手、井納投手、そして6番目に大貫投手が加わった。

シーズンに入ってからも京山投手、石田投手、バリオス投手、そして昨年新人王の東投手などと先発枠の争いは続くが、開幕から勝利を重ねてローテーションの上位となって盤石なものにしたい。

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オープン戦は2戦9回無失点。全実戦は5戦15回2失点と安定した姿を見せつけた。ラミレス監督は「ベリーグッドジョブ。新人とは思えない振る舞い。キャンプの時はローテに加わるとは思わなかったが、試合で投げる度に安定感が増している。忘れることができない投球」と絶賛した。

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