横浜DeNAのドラフト3位ルーキー・宮下朝陽内野手(東洋大)が、神奈川県横須賀市の球団施設で行われている新人合同自主トレで、規格外の打撃を披露した。初めて行った屋外でのフリー打撃で、約80スイング中11本の柵越えをマーク。そのほとんどを逆方向である右翼方向へ放り込み、スコアボード直撃弾も放つなど、首脳陣やスタッフに強烈なデモンストレーションを行った。
逆方向へ10発、「ちょっと違うな」を見せつける
冷たい風が吹く横須賀のグラウンドに、快音が響き渡った。宮下朝陽選手は、2、3カ月ぶりだという屋外での打撃練習にも関わらず、広角に鋭い打球を連発。柵越え11本のうち、実に10本が中堅から右翼方向への当たりだった。
圧巻だったのは、バックスクリーン上部のスコアボードを直撃した推定130メートルの特大弾だ。「良いイメージ、ポイントで打てた。打球も奇麗に飛んで良かった(スポニチ)。」と手応え十分、まずは打撃でアピールをした。
憧れは鈴木誠也、北の大地で鍛えた下半身
宮下選手が理想とするのは、カブスの鈴木誠也選手だ。「右に打つのが得意(スポーツニッポン)。」と語る通り、引きつけて右方向へ強い打球を飛ばすスタイルは、和製大砲の系譜を感じさせる。北海道黒松内町出身で、北海高校時代には雪上のクロスカントリーで下半身を徹底的に鍛え上げた。182センチ、88キロの厚みのある体から生み出されるパワーは、プロの世界でも十分に通用することを証明した。
「飛ばすタイプではない」、激戦区の遊撃で勝負
派手な柵越えショーを演じたものの、自己分析は冷静だ。「本来は飛ばすタイプではない。そこは勘違いしないようにしたい(デイリースポーツ)。」と語り、あくまで野手の間を抜く中長距離ヒッターとしての役割を自覚している。
DeNAの遊撃ポジションは、林琢真選手や石上泰輝選手ら左打者が多い。「右打者」で「長打力がある」遊撃手はチームにとって貴重なピースだ。「もっと伸ばしていきたい(サンケイスポーツ)。」と意気込む道産子が、自慢のバットでレギュラー争いに割って入る。
宮下朝陽 プロフィール
- 氏名: 宮下 朝陽(みやした・あさひ)
- 所属: 東洋大学(21歳) → 横浜DeNAベイスターズ(ドラフト3位)
- 出身: 北海道黒松内町(北海高校卒)
- ポジション: 内野手(遊撃・二塁・三塁)
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 182cm、88kg
- 主な特徴や実績: 広角に長打を打てる右の強打者。大学日本代表経験あり。北海道で鍛えた強靭な下半身が武器。目標は鈴木誠也選手。










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