オリックスは12球団最速で紅白戦が行われたが、ドラフト7位ルーキーの飯田大祐選手がフェンス直撃の3ベースヒットやタイムリーヒットを放ち、正捕手争いにアピールをした。
26歳ルーキー
飯田大祐選手は常総学院出身で3年連続夏の甲子園に出場すると、中央大でも正捕手として沢村拓一投手とバッテリーを組んだ。ホンダ鈴鹿でも多くのプロ野球投手となった投手をリードしてきたが、昨年のドラフトで26歳で指名された。ドラフトで指名されたときには3歳と1歳のお子様がおり、プロ入りを悩んだというが、家族が背中を押してくれプロ入りを決断したという。
1軍キャンプに選抜された飯田選手は、この日の紅白戦で3回の守備から出場すると、プロ初打席の4回2アウト2塁の場面で、ライトフェンス直撃のタイムリー3ベースヒットを放ち、さらに5回2アウト1,2塁の場面でも塚田投手からライト前にタイムリーヒット、2打数2安打2打点の活躍を見せた。
オリックスは若い若月健矢捕手が昨年85試合にマスクを被ったが、伊藤捕手を含めてまだ競争中、福良監督も「いい競争になってきた。ゲームになるといい」と話し、実戦で結果を残した飯田捕手を評価した。
また肩でも盗塁を2つ許したものの、福岡ソフトバンクの竹口スコアラーが、「楽勝でセーフかと思ったけど、ギリギリのタイミングになった。特別に肩が強いわけではないけど、ターンが速い」と話し、スローイングの速さもチェックされていた。肩がこれから強くなるという事はあまりないだろうが、フットーワークやピッチャーとの連携で盗塁を刺せるだろう。守備の面でも注目をしたい。
4、6回に盗塁を許したが、ソフトバンクの竹口スコアラーはスローイングの速さを警戒した。「楽勝でセーフかと思ったけど、ギリギリのタイミングになった。特別に肩が強いわけではないけど、ターンが速い」とチェックした。
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