オリックスのドラフト2位ルーキー・頓宮裕真選手が紅白戦でホームランを放ち、1軍キャンプに昇格してすぐに結果を見せた。
右の大砲
ドラフト2位ルーキーの頓宮裕真選手は2軍キャンプからスタートしていたが、19日に1軍キャンプに昇格すると、この日の紅白戦では7番サードで出場、2回ノーアウト1,2塁の場面で、レフトに推定120mのホームランを放った。
「手応えはありました。1本出て安心しました」と話した頓宮選手、2ボール2ストライクと追い込まれてから、真ん中のフォークを捉えた。「追い込まれてからの対応が課題でした」とキャンプ中からいろいろな選手に聞いて回り、その結果を残した。
頓宮選手は右の大砲で、オリックスは左の大砲・吉田正尚選手がいるが、左右の大砲として活躍するのはまちがないと思う。そして吉田選手のフルスイングとは違ったスタイルで、フルスイングで持っていくのではなく、広角に運べる技術を持っている。低めもしっかりと拾って放り込むことができる。
サードでも何度か守備機会があったがしっかりとスローイングまでつなげていた。激しいプレー、強いスローイングはまだだが、サードで起用できれば、DHやファーストでは他の選手を使えるようになり打線の厚みが増す。
吉田・頓宮の中軸は他球団に驚異になるだろう。
西村監督は「三塁手争いに入ってきた」と西野、大城、白崎らとの激しい競争を思い描いた。オリックスの大卒野手では16年に「1番・DH」だった吉田正以来の開幕スタメンへ。頓宮は「毎日アピールしていきたい」と鼻息が荒かった。
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