オリックスバファローズの宮崎キャンプでライブBP(実戦形式の打撃練習)が行われ、ドラフト5位ルーキー・高谷舟投手(22=北海学園大)が初登板を果たした。育成3位ルーキーの中西創大選手(日星)から、得意のスイーパーで2つの空振りを奪うなど、20球を投げて安打性の当たりはゼロ。最速147キロを計測し、即戦力右腕として首脳陣に強烈なアピールを見せた。
憧れのダルビッシュから学んだ「必殺スイーパー」
札幌市出身の高谷舟投手にとって、幼少期のヒーローは当時日本ハムで活躍していたダルビッシュ有投手(現パドレス)だった。中学時代にダルビッシュ投手の著書を読み込んでスライダーの握りや投げ方を研究。札幌日大高進学後に習得し、一度は封印したものの、北海学園大4年時に大きく横に曲がる「スイーパー」として生まれ変わらせた。
この日のライブBPでも、その必殺球が猛威を振るった。育成ルーキーの中西選手に対し、鋭く曲がるスイーパーで2度の空振りを奪取。「(変化量は)ずっと大きい方。自信のある球です(スポーツ報知)。」と、プロの打者相手にも手応えを掴んだ様子だ。
岸田監督も高評価「キレがあった」、由伸の出世番号「43」で開幕1軍へ
ネット裏で投球を見守った岸田護監督も「キレがありましたね(スポーツ報知)。」と高評価。今年のオリックスはドラフト1位の藤川敦也投手(延岡学園)から上位3人が高校生投手で、4位の窪田洋祐選手と7位の野上士耀も高校生野手、そしてアメリカの大学でプレーするドラフト6位の石川ケニー選手はまだ入団しておらず、大卒の選手としては高谷投手がただ1人、即戦力としての期待がかかる。指揮官は当面、先発とリリーフの両面で適性を探る方針だ。
背負う背番号「43」は、かつてエース・山本由伸投手(現ドジャース)が入団時に着けていた出世番号。偉大な先輩の系譜を継ぐ右腕が、まずは「開幕1軍」を目標に、南国・宮崎でアピールを続ける。
高谷舟 プロフィール
- 氏名: 高谷 舟(たかや・しゅう)
- 所属: オリックス・バファローズ(ドラフト5位)
- 出身: 北海道札幌市(札幌日大高-北海学園大)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 179cm、83kg
- 主な特徴や実績: 最速153キロの直球と、ダルビッシュ有を参考にしたスイーパーが武器の即戦力右腕。名前の由来は勝海舟。







コメント