広島・大瀬良大地投手が150km/h、阪神・梅野隆太郎選手は紅白戦でホームラン

大瀬良大地, 梅野隆太郎

 広島のドラフト1位・大瀬良大地投手がシート打撃で登板すると、球速は早くも150km/hを記録し37球を投げてヒット性のあたりは1本のみと、抜群の投球を見せた。また、阪神のドラフト4位・梅野隆太郎捕手は紅白戦でバックスクリーン右へホームランを放ち、大学日本代表4番の力を見せた。

 

他球団も警戒

 大瀬良投手は、丸選手、キラ選手、エルドレッド選手など主力打者8人と対戦、打者がこの時期は不利ではあるものの、8人を1安打2奪三振に抑えた。栗原選手をストレートで、丸選手にはカットボールで三振を奪うなど、持ち味を十分発揮しての圧巻のピッチングだった。

 150km/hの速球とカットボールに打者は詰まらされて37球中14球のファールを打たせ、5球で空振りを奪うなど迫力満点の投球に、阪神の御子柴スコアラーは「ストレートでファールが取れるのがいい。テークバックも小さくて打者も見えづらいのでは」と評価した。

 また、打者4人に対してはクイックでの投球を行ったが、始動してから捕手が捕球するまで1.2秒を切れば早いという中で、大瀬良投手は1.1秒を記録、オリックスの川畑スコアラーは「クイックもうまい」と話した。野村監督も「スピードもだけど、ランナーを置いてのクイックが早かった。他球団のスコアラーもできるという評価だったと思う」と、他球団に盗塁は難しいという印象を与える形となった。

 1年生の時から九州共立大で活躍し、大学NO1投手として昨年のドラフト会議では阪神、東京ヤクルトなど3球団が指名競合した投手、やはりモノが違った。

 

プロ1号

 また、同じ福岡で大瀬良大地投手と共に注目された梅野隆太郎選手はこの日、紅白戦の5回に代打で登場しすると、まずはドラフト1位の岩貞祐太投手と対戦し、サードゴロに打ち取られた。しかし6回の第2打席では、ドラフト5位の山本翔也投手のチェンジアップを捉えてバックスクリーン右にプロ1号を放った。

 巨人の三井統括ディレクターは「ドアスイング気味だけど当たったら面白い。」と話した。ドラフト上位候補と評価されながら4位指名となった梅野隆太郎選手の逆襲は既に始まっている。

 

 居並ぶ1軍の主力打者を相手に、堂々の立ち回りを演じた。37球で8人の打者を1安打に抑え、ファウル14球、空振り5個を奪ったシート打撃登板。今春初めて臨んだ実戦形式での結果に、黄金ルーキーは確かな手応えを感じ取っていた。

 「自分らしい球は投げられたと思います。直球で引っ張られたファウルはなかった。差し込め、空振りも取れたので」

 いきなり魅せた。石原への5球目に早くも150キロを計測。まだ春季キャンプ中盤の2月15日、しかも新人が初登板のシート打撃で計測した数字だ。それでいて「時期を考えればスゴく出ているけど、まだ8~9割で全力じゃない」と言ってのける。末恐ろしい。

 首脳陣を驚かせたのは球速だけじゃない。この日は走者一塁を想定しての練習。そのクイックタイムは、始動から捕手が捕球するまで平均1・1秒だった。1軍レベルで一般的に1・2秒とされるだけに、これもまさに出色の数字。これには野村監督もニンマリだ。

 白組で出場野手唯一のサブメンバー。最初に代打で登場した五回先頭はD1位・岩貞祐太投手(22)=横浜商大=の前に三ゴロに倒れたが、6点を追う六回二死で、再びコールを受けた。

 特別ルールで巡ったチャンス。追い込まれながら、D5位・山本翔也投手(25)=王子=の123キロチェンジアップを泳ぎ気味に一閃した。バックスクリーン右の最深部へ放り込むと、観客席は拍手喝采だ。

 「三振だけはしたくなかった。とにかく球に食らいつこうと思った」

阪神ドラ1梅野、1号 - デイリースポーツ紙面:2014/2/16

 

大瀬良、最速150km/h - デイリースポーツ紙面:2014/2/16

 


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