広島の新人合同合宿スタート、中村奨成選手が早くも強肩見せる

広島カープルーキーニュース

広島が新人合同自主トレを開始し、ドラフト1位ルーキーの中村奨成選手が肩で首位をうならせた。

2軍監督が太鼓判

合同自主トレが始まりキャッチボールを行うと、周囲の視線が中村奨成選手に集まった。キャッチボールからしっかりとした送球を見せ、水本2軍監督は「いいキャッチボールをするなと思いました。いい投げ方でした。中心線もしっかりして肩もしっかりしている」と評価をした。

この時期は、担当したスカウトがチームの監督やコーチ陣に、獲得した選手の特長や良さ、または課題を伝えていく大事な時期でもあり、この日も担当した田村スカウトが「座った状態から一塁に投げられる地肩がある」などという情報を、2軍の監督・コーチ陣に伝えていた。

1軍スタートは?

2月1日からスタートするキャンプについて、水本2軍監督は、「上の監督と相談して。急がして故障するのが一番ダメなので。」と話し、まずは自主トレの様子を見てから決めるという方針を示した。

しかし中村選手は、「やるからには1軍スタートを目指してやりたい。その中で1軍の雰囲気を味わえたらいいと思います」と意気込みを見せている。年末年始に素振りを欠かさず、入寮日だった前日も、夜には室内練習場で1時間の振り込みをし、この日の合同自主トレ初日についても、ドラフト3位ルーキーのケムナ投手が「闘争心マックスだった」と話すほど、気合を入れた練習をしていた。

まずはケガなく合同自主トレを行い、20日過ぎくらい決定される、キャンプの1軍2軍振り分けに注目したい。

2017ドラフト指名選手

手始めに“奨成バズーカ”でうならせた。合同自主トレ中のキャッチボール。いやが応でも中村奨の送球に注目が集まった。初日とあって距離は約50メートル程度。力の入れ具合も100%でなくても、視察に訪れた捕手出身の水本2軍監督は地肩の強さにほれ込んだ。

 「いいキャッチボールをするなと思いました。いい投げ方でした。中心線もしっかりして肩もしっかりしている」。昨夏の甲子園を沸かせた強肩の片りんは存分に“魅せ”、担当の田村恵スカウトも「座った状態から一塁に投げられる地肩がある」と改めて太鼓判を押した。

この記事を書いた人
yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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