広島東洋カープの宮崎・日南キャンプ第2クール初日に、ドラフト2位ルーキー・斉藤汰直投手(22=亜大)がブルペン入りし、132球の熱投を披露した。初日は消化不良に終わっていたが、この日は新井貴浩監督の目の前で修正能力を発揮。視察したOBで評論家の佐々岡真司氏も「即戦力になり得る」と太鼓判を押すなど、複数球団がドラフト1位相当と評価した逸材が本領を発揮し始めた。
新井監督が称賛「初日より全然いい」、132球で猛アピール
「何か一つでもいい感覚をつかみたい」と100球以上の投げ込みを決めてマウンドに上がった斉藤汰直投手。新井監督が捕手後方で見守る中、力強い直球を投げ込んだ。「初日より全然いい。全ての球種に力がある(スポニチ)。」と指揮官をうなずかせ、投げ終わりには黒田博樹球団アドバイザーからも「ナイスボール」と声をかけられた。
捕手を務めた石原捕手も「直球に強さを感じた。いい球の確率が上がれば、素晴らしい投球ができる(スポニチ)。」と評価。スタミナ面でも不安のないタフネスぶりを見せつけた。
佐々岡氏分析「独特なフォームから強い直球」、先発・救援どっちもOK
OBの佐々岡真司氏は、斉藤投手の「少しかがみ気味の独特なフォーム」に注目。「第一印象は真っすぐが強い。高低はともかく、左右のコントロールで乱れるようなことはないように見える(スポニチ)。」と、その球威と制球力を評価した。
変化球についても、大きく割れるカーブや、亜細亜大出身投手特有の沈むツーシーム(亜細亜ボール)、落ちる球(フォークかスプリット)を挙げ、「どの変化球も使えそうな感じ。」と分析。「有力な先発候補。リリーフで使ってみても面白い(スポニチ)。」と、起用の幅広さも魅力の一つだ。
10日からの第3クールで実戦デビューへ
「自分の持っているものを出したいです(スポニチ)。」と語る斉藤投手。10日から始まる第3クールでは実戦形式の練習も増えてくる予定だ。
大学時代に侍ジャパン大学代表で、中西聖輝投手(青山学院大・中日ドラフト1位)、伊藤樹投手(早稲田大・楽天ドラフト2位)、毛利海大投手(明治大・千葉ロッテドラフト2位)と共に日米大学野球で先発し、5戦全勝に貢献した右腕、プロでも1年目から1軍で投げる力は十分ある。実戦登板をうやし、開幕1軍とローテーション入りを目指してアピールを加速させたい。
斉藤汰直 プロフィール
- 氏名: 斉藤 汰直(さいとう・たいち)
- 所属: 広島東洋カープ(ドラフト2位)
- 出身: 兵庫県宝塚市(武庫荘総合高校-亜細亜大学)
- ポジション: 投手
- 投打: 右投右打
- 身長・体重: 183cm、90kg
- 主な特徴や実績: 最速152キロの直球とツーシームが武器。日米大学野球で好投するなど国際経験も豊富。ドラフト1位相当の評価を受けた本格派。









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