広島東洋カープのドラフト1位ルーキー・平川蓮外野手(21=仙台大)が2月18日、沖縄・コザしんきんスタジアムで行われたロッテとの練習試合に「1番・右翼」で先発出場し、12球団の新人選手最速となる対外試合第1号本塁打を放った。右翼後方の防球ネットを直撃する推定125メートルの特大アーチに他球団のスコアラーからは阪神・佐藤輝明選手を彷彿とさせるという声も上がり、規格外のパワーを見せつけた。
右翼防球ネット直撃! 課題の左打席で修正の一発
平川蓮選手の衝撃の一打は8回先頭の第4打席に飛び出した。ロッテのドラフト5位右腕・冨士隼斗投手の高め直球を左打席で一閃。打球は綺麗な放物線を描き、右翼フェンスを越えて防球ネットに直撃した。「会心の当たりだった(スポニチ)。」と自画自賛する一撃だった。
この試合まで、右打席では打率.857と絶好調だった一方、左打席は打率.125と苦しんでいた。「体が早く開いて、手だけで打ちにいってしまっていた(スポニチ)」と分析し、試合前の練習で修正。その成果を最高の結果で示した。
5回にも左打席で右前打を放ち、対外試合3戦連続のマルチ安打をマーク。計14打数7安打、打率5割と驚異的なペースで安打を量産している。
阪神スコアラー「うちのテルみたい」、新井監督は「想定内」
ネット裏で視察した他球団スコアラーも警戒を強めた。阪神・千原淳弘スコアラーは「もうパーフェクト。スイングスピードも速いし、うちのテル(佐藤輝明)みたい(スポニチ)。」と、侍ジャパン入りしたチームの主砲の名前を挙げると、巨人の萩原スコアラーも「ミスショットせず、甘い球を仕留められる(スポーツ報知)。」と話した。
一方、新井貴浩監督は「いい本塁打だったが、彼に関しては、そこまで驚きはない。これぐらいはやると思っていました(スポニチ)。」とニヤリ。「並の新人ではない(スポーツ報知)。」と、その実力を確信している様子だった。
視察した辻発彦氏も「パワーではなくスイングスピードの速さ、体の反応、切れでスタンドまで運んだ。足と守りもいいとなれば試合で使いたくなる(スポニチ)。」と太鼓判。開幕スタメンへ向け、背番号51が猛アピールを続ける。
侍ジャパン大学代表を経験で将来はトップチームで
平川選手は昨年に、侍ジャパン大学代表入りすると、日米大学野球ではレフトのスタメンで出場し、打順は下位だったが打撃と守備で優勝に貢献をしていた。187cm93kgとこれだけのスケールのあるスイッチヒッターはなかなかいないし、足も肩もある。将来は侍ジャパンのトップチームで活躍する選手になって欲しい。
平川蓮 プロフィール
- 氏名: 平川 蓮(ひらかわ・れん)
- 所属: 広島東洋カープ(ドラフト1位)
- 出身: 北海道札幌市(札幌国際情報高校-仙台大学)
- ポジション: 外野手
- 投打: 右投両打
- 身長・体重: 187cm、93kg
- 主な特徴や実績: 12球団新人最速弾を放った大型スイッチヒッター。対外試合打率5割。天然キャラで愛称は「宇宙人」。










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