中日ドラフト1位・柳裕也投手が始動、プロの壁も乗り越える

中日ルーキーニュース

中日のドラフト1位ルーキー・柳裕也投手が宮崎の都城市で始動した。「入る前から不安を感じていたら、縮こまってしまう」と話し、高校、大学でも乗り越えてきた壁を、プロでも乗り越えていく。

柳裕也投手は宮崎県の中学校から横浜高校へと進学したが、全国から集まってくる強豪校で、同学年にも注目された投手が存在した。しかし柳投手は1年生は我慢を重ね、2年生で結果を残し3年目ではエースとして投げていた。

大学は明治大を選択する。入学すると同学年には川口貴都投手や星知弥投手といった高校で注目された投手がおり、先輩には上原健太投手(2015年北海道日本ハムドラフト1位)や、山崎福也投手(2014年オリックスドラフト1位)などがいたが、1年目は4試合5イニングのみの登板だったが、2年目には先発を任され春秋合わせて5勝2敗、3年目にはエース格となり7勝5敗、そして4年目は絶対的エースとして11勝1敗を挙げた。

高校、大学とも全国でも屈指の高いレベルのチームに入って、壁を上ってきた。そして高校では甲子園出場、大学では日本一を実現してきた。柳投手は「高校でも、入って壁に当たりましたし、大学ではレベルの高さを感じました。プロでもうまくいかないこと、壁に当たることが絶対にあると思います。それを乗り越えていくのが自分の野球人生。」と話す。

ドラフト1位ルーキーとして1年目から期待はされると思う。しかし、柳投手は1年目は我慢し、2年目で結果を残しはじめ、3年目でエースにという道筋をたどってきている事をみると、プロでも少し長い目で見たい投手かもしれない。

いずれにしても3年目くらいまでには壁を乗り越え、プロでも10勝を挙げる投手になると感じさせる投手なのは間違いない。

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宮崎から名門・横浜高へ進み、明大ではエースとして東京六大学リーグ通算22勝。常に厳しい環境に身を置いてきただけにプロ入り前の不安はゼロだ。「入る前から不安を感じていたら、縮こまってしまいますから。高校でも、入って壁に当たりましたし、大学ではレベルの高さを感じました。プロでもうまくいかないこと、壁に当たることが絶対にあると思います。それを乗り越えていくのが自分の野球人生。そういう風にやっていければ」と表情を引き締めた。

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