中日のドラフト2位ルーキー・京田陽太選手が決勝の2点タイムリーヒットを打ち、2日連続のお立ち台に立った。
何かを起こす力
京田選手はこの日、7回2アウト満塁の場面で打席に入ると、一二塁間にしぶとく抜けるヒットを放ち、2点タイムリーヒットとなった。また前日にはサヨナラの場面でサード方向へのゴロを放つと阪神の鳥谷選手がファンブル、落ち着いて捕りなおしファーストに送球したものの、京田選手のヘッドスライディングが早く、サヨナラ勝利の一打となった。
京田選手は青森山田高校時代から大型遊撃手として注目され、大きな体だが抜群の俊足と華のあるプレーをみせ、また良い面でも悪い面でもワクワク・ハラハラさせる選手だった。
日大でも俊足と守備は一級品と評価されたが、打撃はなかなか結果を出すことができなかった。しかし内野安打を稼ぐうちに「ゴロを打てば何かが起きる」としぶとい打撃を身につけ、大学4年秋は打率.328を記録した。
ゴロを打ち続けて何かを起こす選手として、今後も注目されていくだろう。
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