中日は昨年のドラフト会議で指名された6名のうち、ドラフト1位のブライト健太選手、2位の鵜飼航丞選手、3位の石森大誠投手が1軍キャンプスタートとなった。
外野手の競争激化
立浪監督は「ブライト、鵜飼は1軍スタートします」と話し、ドラフト1位のブライト健太選手、2位の鵜飼航丞選手の1軍キャンプスタートを発表した。「もちろん焦らせてはいけない気持ちの中で、体に不安なところがなく動けるということで、2人の技量を見てみたい」と話す。
中日は、大島選手がチームを代表する打者としてレギュラー出場は固いが、平田選手が成績を落とすなかで、ライト・レフトのポジションは決まっていない。外野手で勝負する根尾選手や、若い岡林選手、伊藤選手、三好選手などもいるが、ここに、ドラフト1位と2位のルーキーが加わり、競争を激化させる。
ブライト選手はチャンスの強い打撃は長打力もあり、肩・足も良く守備でダイナミックなプレーを見せる。一方で、打撃については大学時に活躍した期間が短く、秋は成績を落としていた。鵜飼選手は昨年秋は5本塁打を放ち、打撃がどんどん良くなっていた。守備はDHで出場することが多く未知数だが、肩・足も評判があり、まずはそこがポイントとなる。
一方で、同じく大学生外野手で右の強打者としてドラフト7位で指名された福元悠真選手は2軍キャンプスタートとなった。ルーキーでもまずは指名順位で線が引かれた形だが、キャンプは1軍、2軍の入れ替わりもあり、1軍キャンプスタートを逃した福元選手の巻き返しにも注目したい。
そしてドラフト3位の石森大誠投手も1軍キャンプスタートとなった。石森投手は大学卒1年で独立リーグからプロ入りした投手で、最速155キロの速球を投げる左腕投手。リリーフの活躍が期待され、1軍のメンバーの中でその力を磨いていく。


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